腰痛の悩みに仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院|施術案内

施術案内|腰痛は仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院へ

目次

セルフチェックシート

同じ姿勢を続けて仕事をすることが多い
仕事等で、立ちっ放しのことが多い
パソコン等をしていて、座りっぱなしのことが多い
膝の痛みがある
ストレスを感じやすい
極度の緊張が続くことが多い
寒いところに長時間いることがある
お腹を突き出す姿勢をしている
猫背のほうだ

あなたのセルフチェックはいかがでしたか?
『はい』の数が3つ以上あった方は、腰痛、ひざ痛、首痛など今は感じていなくても、だんだんと違和感や、痛みを感じるようになるかも知れませんので、お気を付けください。
当真心堂療術院では、丁寧にカウンセリングし、お客さまに現状とメンテナンスについて、丁寧にお話いたします。
少しでも気になる箇所がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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施術とは

あなたは療術という言葉をご存じですか?

療術とは
療術とは、人体の持つ自然治癒力(自分で回復する力)を活性化することで、健康を取り戻すことを基本とした施術です。
現代医学が様々な点で人類の健康福祉に貢献していることは言うまでもありません。
近年、診断学は長足の進歩を遂げ、化学療法、物理療法の進歩は目を見張るものがあります。
しかしながら、巷には「一億総半健康時代」なる言葉が市民権を得て徘徊しています。
その理由は、疾病の変遷を抜きに考えることはできません。
即ち、現代医学は、感染症を始め外因による疾病を克服してきました。

その反面、アレルギー性疾患、生活習慣病、悪性新生物(がん)など内因が関与する疾病の増加に対し、適切に対応する手段に乏しいのです。
そのため、慢性の経過をたどる病人(宿主)が増えました。
その一因としては、現代医学が病気そのものを中心に発達したために、病人を全体として捉えないためであろうと考えられます。
一方、療術は、病人を含めて生体を一つの有機体として捉え、生体のバランスを調整して、自然治癒力や抵抗力を高めようとする治療方法なのです。
このことから、療術に熱い期待が注がれ、脚光を浴びるようになったのです。

1.健康回復
身代的、メンタル的症状改善のお手伝い
2.健康維持
症状が再発しないように予防のお手伝い
3.健康向上
スポーツ、ビジネス、人間関係、ダイエット、美容などの向上のお手伝い
施術法
お客さまが訴える自覚症状を、療術師が医療面接(カウンセリング)・視診・触診等により判明した箇所を、問題のある異常部位と特定し、全身的な状態を能動的に診断して施術します。

当院では、主に【BRM療法】【カイロプラクティック】を駆使し、お客さまの痛みにアプローチします。お客さまの症状の程度に合わせて、最適な施術をおこないます。

※詳しくは、【BRM療法】【カイロプラクティック】につきましては、後記「施術種目」を参照してください。

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主な症状

肩凝り、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
ぎっくり腰(急性腰痛症・椎間捻挫含む)、腰痛は必須治療です。

その他の症状
頭痛、顎関節痛、寝違え、首の痛み、ストレートネック、むち打ち、めまい、眼精疲労、 肩の痛み、肩甲骨の痛み・しび れ、背中の凝り・痛み、背骨(脊柱)の歪み、猫背、 肘痛、バネ指(弾発指)、お尻の痛み、坐骨神経痛、股関節痛、生理痛・生理不順、 手足のしびれ、膝痛、捻挫(腓骨矯正)、自律神経系の悩み、交通事故後のケア、 精力減退、内臓の機能低下、冷え症、姿勢改善、不眠、ストレスに対する抵抗力アップ、 リラクゼーション効果 など

※詳しくは、後記「カイロプラクティックで改善できる効果」並びに「症状別解説」をご参照ください。
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施術内容

施術種目

施術種目は様々ございますが、症状や身体の調子を丁寧にカウンセリングし、お客さまに合った療法を施術いたします。
痛みなどの発症には、必ず根本原因があります。単一での原因だけでは発症には至りません。根本原因は潜在化しているものを含め3箇所以上は存在しています。
そのため当院は、総合矯正(全身施療)を基本としておりますので、どのような症状でも施療時間は、初回は医療面接(カウンセリング)、バランスチェックなどのため90分程度、2回目以降は60分程度かかります。
依って、時間に余裕をもってご来院ください。
ただし、時間に余裕がない方は、前もって申告してください。

BRM療法<基本施療> BRM療法とは、
『母の手のように優しい力(明珠在掌)で手を添えて、骨の歪みを治す』安全性と効果を両立した、安心安全な技法です。

全身の骨はかすかに拡張と収縮の動きを繰り返します。BRM療法ではこの動きを「骨動リズム」と呼び、このリズムを取り戻すことで、様々な症状の改善を行います。
骨格が歪むと身体の組織が緊張し、それに神経が刺激を受けて痛みとなります。
BRM療法は身体に手を添えることで、緊張した組織をほぐし、そして骨動リズムを取り戻し、身体を本来あるべき位置へ戻していきます。
その結果、骨の歪みが改善され、神経刺激による痛みが緩和されます。
そして何よりも痛み改善に対して即効性があります。

専門的には「骨律動リズム」といい、脳脊髄液(CSF)の循環と骨律動リズムによる施術方法です。
※脳脊髄液とは、脳と脊髄は豆腐のような柔らかさで、頭蓋骨や背骨でできた空間に収まっています。この肉張りの膜が髄膜で、空間を脳脊髄腔といいます。そこには脳脊髄液という液体があります。
つまり、脳と脊髄は、この液体の中に浮かんだ状態で護られていることになります。脳脊髄液は、潅流して毎日少しずつ入れ替わっています。脳脊髄液の循環サイクルは、全ての骨膜膜伝道を通じて全身に波及しています。
骨の微量な律動を妨げない程度の圧で接触することにより、全身でリズムを把握することができます。
この脳脊髄循環サイクルに同期する骨が起こす骨律動リズムを利用して、骨の歪み・筋膜・筋肉の緊張を消去し、そこを横断する神経機能の健正化を具現する目的の療法です。
電気療法 人体は微弱な電気的な活動で生かされています。これを利用しているのが、心電図や筋電図などです。神経の働きは電気的な反応です。人は疲れてくると、この反応が悪くなってきます。電気療法は、この原理を利用し、高周波電流・低周波電流・超短波電流を体に流すことによって、体内の電気の状態を変化させたり、熱を発生させたりして、細胞に働きかけることで、血行をよくし、新陳代謝を促進して、痛みを取り除いたり、疲労回復を図ったり、筋肉を鍛えたりします。そして、人体が備え持つ自然治癒力を高め、健康を取り戻すことを目的としています。
温熱・刺激療法 痛いところ、凝ったところを温めたり、叩いたりすると楽になることがあります。これは患部に熱などの刺激を与えると眠っていた自然治癒力(自分で回復する力)が目を覚ますからです。この原理を利用し、皮膚に熱を加えたり、物理的な刺激を加えたりする治療法が温熱刺激療法です。刺激された皮膚の周辺では、血液やリンパの循環が改善され、鬱血の解消や鎮痛・消炎効果、痙攣の緩和が見られます。また、この刺激は、神経や内分泌系を通じて臓器に伝わり、内臓の働きを活発にします。
カイロプラクティック手技療法 人間の身体は、約200超個の骨と約600超個の筋肉によって支えられています。骨が歪んだり、筋肉が弱ったりしてこのバランスが崩れてくると、神経系・ホルモン系・循環系などの調子が狂ってきます。この結果、痛みや内臓の不調、抵抗力の低下となって現れます。カイロプラクティックや整体術など手技療法は、このアンバランスな部分を再び正しい状態に調整し、神経などが順調に働くように整えることを目的としています。

施療の特徴

カウンセリングの充実 お客さまの抱える問題・お悩み・自覚症状など根本原因となる状態をお聞きし、さらに施術者が施療中に問題のある部位を特定するなど、最良の施療法をご提供いたします。
施療に時間をかける 痛み・違和感などの発症には、必ず根本原因があります。単一での原因だけでは発症には至りません。根本原因は潜在化しているものを含めて3箇所以上存在しています。そのため当院は、総合矯正(全身治療)を基本としておりますので、どのような症状でも施療時間は、初回は医療面接(カウンセリング)、バランスチェックのため90分程度、2回目以降は60分程度かかります。
ボキボキはしない施療 当院は「BRM療法」という、母の手のように優しい力で手を添えて、骨の歪みを治す安心安全な技法を基本とした施療を実施しております。
『ふくらはぎ』のほぐし伝授 当院は、リンパの流れに則り、第2の心臓と呼ばれる『ふくらはぎ』のほぐし施療を行い、自宅でのほぐし方も伝授いたします。
普段の姿勢に対するアドバイス 痛みの根本原因の一種となる、普段の何気ないクセ、例えば『座っている時足を組む』『横座り(女座り)をする』『アヒル座り(カエル座り)をする』など、お客さまお一人お一人のクセについてアドバイスをいたします。
各種ストレッチ指導 お客さまお一人お一人の状態に応じて、施療後のケアの一環として、肩凝り・猫背・腰痛・膝痛等、症状改善のために、ストレッチ等のエクササイズ指導をいたします。

BRM療法は、こんな方におススメ!

・慢性的な痛みで悩んでいる方
・痛みを伴う施術が怖い方
・各部位の歪み(頭蓋、背骨・脊柱、骨盤、足首など)が気になる方
・病院に行っても症状が改善されない方
・ただ痛みを取るだけでなく、根本的な原因をハッキリさせて治療したい方  など

カイロプラクティックで改善できる効果

頭部 頭痛、顎関節、寝違え、首の痛み、ストレートネック、むち打ち、めまい、眼精疲労 など
肩部 肩凝り、肩の痛み(四十肩・五十肩含む)、肩甲骨の痛み・しびれ など
手部 手の痛み・しびれ、腕の痛み、肘痛、バネ指(弾発指) など
背中・腰部 背中の凝り・痛み、背骨(脊柱)の歪み、猫背、腰痛、ぎっくり腰、お尻の痛み、坐骨神経痛、股関痛、産前・産後の骨盤矯正 など
足部 足の痛み・しびれ、膝痛、ふくらはぎなどの筋肉の痛み、捻挫(腓骨矯正)、外反母趾による足底部の痛み など
その他 慢性疲労感、交通事故後のケア、自律神経失調、内臓の機能低下(胃弱・便秘・下痢など)、生理痛・生理不順、精力減退、冷え症、姿勢改善、不眠、ストレスに対する抵抗力アップ、リラクゼーション、健康維持管理 など

脊柱(背骨)の代表的な症状

下表は、脊柱(背骨)とそれに関連する代表的な症状・病気をまとめたものです。しかし、それぞれの症状は、複数の背骨の連続的な歪みです。「○○が痛む時には〇〇番を治す」というような解釈ではなく、脊柱(背骨)全体のバランスとして捉えてください。
なお、本表につきましては、「体の不調の大敵とは」項目の「脊柱(背骨)と症状に関わる対応表」に詳しく掲載しておりますので、そちらも是非ご覧ください。

脊 柱( 背 骨 ) 症 状 ・ 病 気
第1頸椎
うつ病、精神不安定、不眠症、めまい、難聴 など
第2頸椎
顔面神経麻痺(ベル麻痺)、斜頸、斜視、頭痛、耳鳴り など
第3頸椎 臭覚鈍麻、鼻疾患、鼻づまり、神経炎、吃逆(しゃっくり) など
第4頸椎 弱視、歯の疾患、鼻炎、喉頭炎、牙関緊急(口が開かない) など
第5頸椎 咽頭・喉頭の疾患、味覚鈍麻、甲状腺疾患、気管支喘息、口腔及び舌の疾患 など
第6頸椎 気管支疾患、咳、首の痛み、ストレートネック、扁桃腺 など
第7頸椎
肩甲骨及び腋下疾患、心臓病一般、風邪、背中の痛み、手の神経痛 など
第1胸椎 気管支炎、高血圧、心臓内・外膜炎、息切れ、呼吸困難 など
第2胸椎 上肢痛、風邪、扁桃腺、心臓病一般、貧血 など
第3胸椎 肺疾患、呼吸困難、喘息、百日咳、心悸亢進症(胸がドキドキする) など
第4胸椎 肝臓疾患、胆嚢疾患、アレルギー疾患、胃疾患、心臓疾患 など
第5胸椎 胃疾患、十二指腸疾患、悪寒、肝臓疾患、痛風(尿酸性関節炎) など

第6胸椎 胃疾患、肝機能低下、消化不良、食欲不振、腎臓病一般 など
第7胸椎 胃疾患、肝機能低下、消化不良、食欲不振、腎臓病一般 など
第8胸椎 肝臓疾患、膵臓疾患、冷え症、不眠症、脾臓疾患 など
第9胸椎 肝臓疾患、膵臓疾患、冷え症、不眠症、脾臓疾患 など
第10胸椎 腎臓疾患、尿毒症、脂肪過多、小腸疾患、むくみ など
第11胸椎
腎臓疾患、尿毒症、脂肪過多、小腸疾患、むくみ など
第12胸椎 腎臓疾患、尿毒症、脂肪過多、小腸疾患、前立腺肥大症 など
第1腰椎 胃腸疾患、股関節痛、下肢静脈瘤、精力減退、夜尿症 など
第2腰椎 胃腸疾患、股関節痛、下肢静脈瘤、精力減退、夜尿症 など
第3腰椎 子宮病一般、卵巣疾患、生理痛・生理不順、尿道炎、不妊症 など
第4腰椎 痔疾、膀胱炎、鼠径ヘルニア、坐骨神経痛、腰痛 など
第5腰椎 足腰の冷え、下肢静脈瘤、ぎっくり腰、坐骨神経痛、貧血 など
仙骨・尾骨 足腰の冷え、下肢静脈瘤、ぎっくり腰、坐骨神経痛、婦人科系疾患 など

部位別・症状別解説

これから、当院が行っております治療内容の一部について「部位別・症状別解説」を記述して参りますので、ご覧いただく皆さまの健康管理の一環として、是非参考にしていただきたいと思います。
そして、皆さまご自身の日頃の生活習慣、姿勢、クセ、仕事柄、性格の認識などをチェックして、これからのセルフケアに役立ててください。
なお、「不定愁訴とカイロプラクティック治療」につきましては、「施術案内」項目の下部の方に別途掲載しておりますので、そちらも是非ご一読の上ご活用ください。

「部位別・症状別」記載順
1.慢性頭痛 2.眼精疲労 3.身体の歪み 4.肩凝り 5.四十肩・五十肩 6.背骨(脊柱)の歪み 7.骨盤の歪み 8.ぎっくり腰 9.腰痛 10.変形性股関節症 11.変形性膝関節症 12.ストレス 13.自律神経失調症 14.顎関節痛・顔の歪み 15.肘痛・腱鞘炎・手根管症候群・バネ指(弾発指) 16.足首の捻挫

【慢性頭痛】

いわゆる「頭痛持ち」にも色々なタイプがあることをご存知ですか?
辛い症状の改善には、自分がどのタイプなのかを見極めて対処することが大切です。慢性頭痛は日常的に起こり、命には関わりのない頭痛を「慢性頭痛」と言います。慢性頭痛に悩む方は全国で約3,000万人いわれるほどポピュラーなものです。慢性頭痛には、主に「緊張型頭痛」「偏頭痛」「群発頭痛」があり、これらの3つはそれぞれ原因や対処法が異なります。思い込みで間違った手当てをしてしまいますと、症状が改善しないばかりか、かえって悪化させてしまうこともありますので注意してください。慢性頭痛の中でも一番多い緊張型頭痛は、頭の周囲の筋肉の凝りによつて引き起こされ、2番目に多い片頭痛は、頭の血管の拡張が原因で起こります。日常生活では、これらの誘因を避けることが大切です。頭痛の原因と症状は個人差があり様々で、筋肉や神経の緊張による、単なる一般的な頭痛(一次性頭痛)のほか、脳や脳血管など頭蓋内組織の重大な病変(脳卒中、腫瘍など)などによって起こる二次性の頭痛もあります。
これまで経験したことのない強烈な頭痛、混濁、嘔吐、めまいなどのある頭痛の場合は、早めに脳神経外科や神経内科、頭痛外来などの医療機関を受診してください。
慢性頭痛とは、原因となる病気がないのに繰り返し起こる頭痛のことです。慢性頭痛には色々種類がありますが、代表的なのは次の3タイプです。
なお、頭蓋骨の内周を巡っている脳脊髄液は、一定の周期で増減していますが、容量が増えた時に頭蓋骨の縫合がわずかに緩み、脳に圧力をかけるのを防ぎます。この拡張と収縮の動きを骨動リズムと言いますが、当院はこのリズムを利用した「BRM療法」という頭蓋矯正を行っております。

1.緊張型頭痛(心身の緊張から起こる最も多い頭痛です)
症状としては、頭全体が締め付けられるような痛み、ずっしりとした重い痛みですが、日常生活に支障を来すほどではありません。時々頭痛がするタイプや、ほぼ毎日続くタイプがあります。
原因としては、首や肩周りの筋肉が緊張して血流が悪くなり、血管内に痛み物質が発生して神経を刺激することで起こります。神経や脳が痛みに過敏になることで、痛みが起こるとも考えられています。また、長時間の同じ姿勢や目の疲れ、ストレス、冷房による冷え過ぎ、気温差なども原因であると考えられます。

2.片頭痛(日常生活に支障を来す頭痛です)
症状としては、頭の片側または両側にズキンズキンと脈打つような強い痛みが起こり、日常生活に支障を来すほど辛い症状です。吐き気や嘔吐を伴ったり、光や音に敏感になったりし、動くと痛みが強まります。発作の前兆を感じる方もいます。
原因としては、脳の血管が拡張し、脳神経の1つである三叉神経が刺激されることで起こります。切っ掛けは、ストレスや肩凝り、高温多湿による脱水、気温や気圧の変化、空腹、生理不順、光、騒音、アルコールなど様々です。遺伝的な要因も大きいです。

3.群発頭痛(耐え難い痛みが周期的に起こります)
症状としては、片側の目の奥がえぐられるような激しい痛みが1~2ヵ月間くらい集中してほぼ毎日あり、それもほぼ同じ時間帯に起こります。涙、目の充血、鼻水、鼻づまりなどの症状を伴います。
原因としては、脳の奥の太い血管が拡張して周囲に炎症が起こり、三叉神経を刺激して痛みが発生します。詳しい原因は不明ですが、発作のある時間にアルコールを摂りますと痛みが誘発されますので注意してください。

<施術法>
真心堂療術院では、基本施療としていかなる症状であっても、基本バランスの矯正の後、BRM療法により、頭蓋矯正(特に後頭骨及び後頭窩矯正)を行い頭痛の改善を図ります。依って、施術を受ける方は、肩から首の凝りが軽くなります。さらに血流を良くするためのストレッチも指導します。



【眼精疲労】

眼精疲労になりますと、目がかすむ、目が重い、ショボショボする、目や目の奥が痛む、涙が出てくる、充血するなどの症状が見られます。酷くなってきますと、頭痛や肩凝り、吐き気、めまいなどが起きる場合もあります。現代人は、パソコンやテレビを見たり、スマートフォンなどを見たりして、目をよく使います。少しぐらい疲れても、目薬をさせばいい、と軽く考えがちの方も多いようです。しかし、目の疲れを放っておきますと、視力の低下やイライラして集中力が低下するだけでなく、子供の場合には、学力低下にもつながるのです。しかし、真性のドライアイや緑内障などの目の病気の場合もありますので、どんな理由の場合でも症状を改善するため、しっかりとケアをして疲れを取っておく必要があるでしょう。

<眼精疲労対策4つのポイント>
●病気が隠れていないかのチェック
●眼鏡があっているかチェック
●視環境や視生活をチェック
●ストレス発散
目の疲れを放置するとどうなるのでしょうか? 簡単に言えば、様々な全身症状を伴う眼精疲労へと進行していきます。ピント調整機能の疲れが原因の場合は、通常は一晩休めば目の疲れは取れます。休んでも取れず、慢性化した疲れは眼精疲労とされ、ただの目の疲れとは区別されます。眼精疲労は、疲れ目がさらに進行した状態で、症状も重くなります。目のかすみはもちろん、目が重い、痛いなど、様々な症状を引き起こします。また、目の疲れが脳や身体全体にも影響し、肩凝りや頭痛、吐き気、疲労感などの全身症状を伴う場合もあります。日頃から疲れを溜めないように心掛け、ただの目の疲れを眼精疲労へと悪化させないことが大切です。スマートフォンや、近年の液晶モニターは明るく見やすくなっています。この明るさを生み出すために使われる『ブルーライト』という光は、目に見える光の中で最もエネルギーが強く、散乱しやすい性質を持っています。そのため、長時間見続けますと眼精疲労や飛蚊症など眼疾患を引き起こしやすく、また、生体リズムを乱し、睡眠の質や量にも影響を及ぼす可能性があります。
目の病気の中には、症状として目の疲れが出るものもあります。放置すると視力の低下を招いたり、最悪の場合は失明につながるケースもあるので、疲れ目ぐらいと軽視しないことが大切です。
<目の病気と症状>
●白内障
目がかすむ、細かい文字が見えにくい、光をまぶしく感じるなどの症状が現れ、視力が徐々に低下します。
●緑内障
初期には症状が現れにくいですが、目が疲れやすい、目がかすむ、視野が欠けるなどの症状が出ます。
●加齢黄斑変性
物の中心部が暗く見えたり、歪んで見えたりして、進行に伴って見えにくい範囲が徐々に広がり、視力も低下する。
●糖尿病網膜症
初期は無症状ですが、進行すると目がかすんだり、目の前に蚊が飛んでいるような感じがしたり、視野が欠けたりします。

<施術法>
真心堂療術院では、基本施療としていかなる症状の場合であっても、基本バランス矯正の後、BRM療法により、頭蓋矯正(前頭骨及び蝶形骨の矯正)を行います。また、目を閉じていただき、眼球を軽く押圧して、目の疲れを改善させます。依って、上瞼のたるみも解消されますので、特に女性のお客さまから喜ばれております。
【身体の歪み】

本項目は、外見から見た一般的な身体の歪みを記述したものですので、細部については、「背骨(脊柱)の歪み」さらに「骨場の歪み」をご一読ください。
肩凝りや腰痛、冷え、生理痛と言った症状の陰に、身体の歪みが隠れているかも知れません。歪みを改善するには、毎日の生活の中でちょっとした心掛けが大切です。
身体の歪みと言いますと、骨格に問題があるのでは? と思われがちですが、背骨や骨盤を支えているのは、それを取り巻く筋肉です。頸椎の周りにある僧帽筋や、腹部を包む腹横筋、お尻にある大殿筋などは、正しい姿勢の維持に特に大事な役割を果たしています。ところが、こうした筋肉に過剰な負担が掛かったり、筋力が低下したりしますと、背骨や骨盤が傾き、バランスを崩して、身体が歪んだ状態になってしまいます。それにより、筋肉に余計な負担が掛かって凝りや痛みを引き起こしたり、血管が圧迫されて血行が悪くなったり、正常な位置で内臓を支えられないことで、内臓のトラブルを起こすなど、様々な不調につながります。身体の歪みは、正しい姿勢を心掛けたり、筋肉を鍛えたりすることで改善が期待できます。先ずは日常のちょっとした動作に気を付けることから始めてみませんか。

<身体の歪みをチェックする方法>
腰の反り具合や腰骨の位置で確認します。身体の歪みは、骨盤の傾き具合から確認することができ『前傾』『後傾』『左右の傾き』の3つに分類されます。
●前傾
壁と腰の間に拳が縦または横に入ります‥反り腰が原因です。
●後傾
壁と腰の間が手の平より狭いです‥猫背が主な原因です。
●左右の傾き
左右の確認方法は、裸の状態で両足裏を地面につけて鏡の前に立ち、腰骨に親指を水平に当てて、左右の高さを見比べます。その結果、左右の腰骨のどちらかが高く上がっている状態‥バッグを片方の肩に掛ける動作、足を組む側が同じなど日常動作のクセなどが主な原因です。

健康の秘訣は、骨格が正しい位置にあることです。
骨格が正しければ神経は正常に働きますので、不快な症状や刺激は一切ありませんし、顔の筋肉に緊張や偏りも起こりません。また、骨格が正しければ、全ての関節がしなやかに動きます。
しかし、骨格のバランスが悪ければ、体型や神経機能、関節の動きに大きな影響を及ぼします。
1.人間はどのようにして身体を支えているの?
人間の身体は、骨格と筋肉によって重心を保ち、その軸となる背骨(脊柱・脊椎)と骨盤が全身を支えています。背骨は緩やかなS字カーブを描き、上半身の重みを効率よく前後に分散させて、筋肉に負担が掛からない仕組みになっています。骨盤は上半身と下半身をつないで、全身を支える土台の役割と、内臓や生殖器を守る働きをしています。そのため、悪い姿勢や生活習慣により、背骨と骨盤が本来の位置から傾きますと、身体が歪んで凝りや痛みを起こしたり、内臓の不調を招いたり、全身の健康に影響を及ぼします。

2.身体の歪みの原因は?
背骨と骨盤は、頸椎の周りにある僧帽筋や、腹部を包む腹横筋、お尻にある大殿筋などの筋肉により支えられています。さして、動作によって筋肉を緩めたり、縮めたりしながら、骨を正常な位置に戻し、身体のバランスを保っています。しかし、筋肉への過剰な負担や、筋力の低下、硬直などが起こりますと、背骨や骨盤が傾き、身体は歪んだ状態になります。歪みが生じる主な原因は次の通りです。
●悪い姿勢:猫背や反り腰、足を組む など
●長時間の同じ姿勢:デスクワークや車の運転 など
●一部の筋肉を酷使する動作:バックを片方の肩に掛け続けるような日常動作のクセ など
●運動不足:筋肉量が減り、筋力が低下することにより、骨格を支える力が弱くなります。 
●冷え:血管が収縮し血液循環が悪化し、筋肉が硬くなります。
●ストレス:自律神経のバランスが崩れて、血液循環が悪化することにより、筋肉が硬くなります。

3.身体が歪むとどんな影響があるのか?
身体に歪みが生じることによって、次のような症状を引き起こしやすくなります。
●肩凝りや腰痛:起こりやすい症状の一つで、背骨のS字カーブが崩れますと、僧帽筋や背筋などに負担が掛かります。そうしますと、筋肉が緊張し、凝りや痛みが生じます。
●胃もたれ:骨盤が前後に傾くことで、正常な位置で内臓を支えられず、全体に下がってしまい、逆流性食道炎になることもあります。そして、下腹もポッコリ出やすくなります。
●冷え:骨盤の内側を通っている血管が、骨盤の向きによって圧迫されますと、血液循環が悪化し、下半身の冷えを起こしやすくなります。
●生理不順・生理痛:内臓が下がりますと、子宮や卵巣などを圧迫し、女性ホルモンのバランスが崩れ、生理不順・生理痛などの月経トラブルを招きます。
また、身体の歪みはボディラインにも影響を与え、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。それには、次の要因が関係してきます。
●胸の下が下がる:猫背などによって、胸周りの筋肉の張りがなくなり、胸の位置が全体的に下がってしまいます。
●お尻が下がる:骨盤が傾くことで、大殿筋などの筋肉が緩み、筋力も低下し、お尻の位置が全体的に下がってしまいます。
●足の長さが変わる:骨盤が傾き、股関節の位置が変わることで、左右の足の長さが違う状態になります。О脚やX脚も招き、バランスの悪い体型や姿勢になります。

4.身体の歪みは自分で治せるの?
身体の歪みは、正しい姿勢を心掛けたり、筋肉をケアしたりすることで、改善が期待できます。次のことを意識して、健康な身体を作りましょう。
●腹横筋・背筋を鍛える:正しい姿勢を保つには、腹横筋や背筋など、体幹の筋肉をしっかり働かせることが必要です
●柔軟性を保つ:筋肉や関節が硬くなってしまいますと、背骨や骨盤を正常な位置に支えられなくなります。体幹の筋肉、太腿の後ろ側の筋肉や背骨、股関節の柔軟性を保つために、ウォーキングなど適度に身体を動かす運動を心掛けることです。
●筋肉の使い方に注意する:物を持ち上げたり、立ったり、座ったりなどの日常動作を行う際も、正しい姿勢を維持します。

<施術法>
真心堂療術院は、身体の歪みなどに対しては、母のように優しい力で、手を添えるだけで歪みを改善する「BRM療法」という技法を行い、高評価を得ております。つまり、施術を受ける方が心地よさを感じる添え方(快適圧)のことです。手を添えますと、皮膚の下に硬い骨を感じます。手と手の間には、血管・神経・筋肉・コラーゲン線維・細胞があり活動しています。施術者の手には、心臓の鼓動、血液の流れる拍動、呼吸による緊張と収縮、そして、脳脊髄液の循環による骨動リズムが伝わってきます。
一般に、背骨と呼ばれる「脊柱」は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個の合わせて24個の椎骨で構成されています。当院では、その1個1個を触診し、歪み・ズレを改善しております。

※詳細につきましては、後記「背骨(脊柱)の歪み」及び「骨盤の歪み」をご一読ください。
【肩凝り】

肩凝りは、悪い姿勢や極度の緊張やストレスなどによって、肩や首の筋肉が疲労し、血液の循環が悪くなって起こります。筋肉中に老廃物が溜まって、肩の凝りや痛み、だるさや首の痛みなどの症状が現れるのです。
一般の病気のように、肩凝りにも原因や理由があります。あなたが肩凝りだったら、その原因を探って日常生活でできる予防・改善を知り、不快な肩凝りを解消させましょう。
肩が凝る体質、というものは特になく、男女での差や運動習慣などによる発生頻度の違いもありません。運動選手などのように、太くてがっしりした首の方を除きますと、ほとんどの方が肩凝りになると言えるのです。
中でも、パソコンを長時間使う職業の方や、極度の緊張やストレスにさらされる方、極端に痩せている方、太っている方などに起こりやすいようです。また、眼鏡やコンタクトレンズが合わない、運動不足、枕が合わないなどの場合や、風邪や歯痛などの病気が原因で肩が凝る場合もあります。
慢性の肩凝りは、生活習慣の改善で治していくことが可能です。あなたも正しい知識を身に付けて、快適な日々を送りましょう。

<肩凝りを予防・改善する正しい姿勢は?>
例えば、耳の真下に重りの付いたひもを下げた時、ひものラインが肩の上、、股関節の中央、膝の前、外くるぶしの前を、一直線で結ぶことができた状態が正しい姿勢です。顎を引いて、背筋を伸ばし、お腹を引っ込め、お尻の筋肉を締め、膝を伸ばした状態で、左右の肩が同じ高さになっているかを、自分で時々鏡でチェックしてみましょう。

<肩凝りを予防する生活法>
正しい姿勢を意識し、疲労やストレスの解消を心掛けることです。肩凝りの多くは日常生活が原因で起こります。下記のポイントに気を付けて、肩凝りの予防と軽減に努めてください。
●正しい姿勢を意識する
●無理なダイエットはしない
●肩を冷やさない
●疲労を溜めない
●ストレスを溜めない
●目の疲れに注意する

<正しい歩き方>
背筋を伸ばして腹筋とお尻の筋肉を引き締め、5・6m前方を見ながら歩きます。踵から着地し、爪先で地面をける感覚です。

<正しい立ち方>
背筋を伸ばして顎を引き、膝を伸ばします。そしてお腹を引っ込めます。

<正しい座り方>
背中を伸ばして椅子の手前か、椅子の奥に深く腰を掛け、腹筋とお尻の筋肉を引き締めます。

1.どのような状態を肩凝りというのですか?
一般に肩凝りとは『肩が重苦しく、こわばったような不快感』で、肩の筋肉が疲労して緊張の高まった状態をいいます。首や肩の周辺には20種類以上の筋肉があり、肩凝りが起こるのは「頸椎」「肩甲骨」「上腕骨」にかけての筋肉です。特に、肩の前面から背中に掛けて大きくV字型に広がる「僧帽筋」や「「菱形筋」「肩甲挙筋」「棘上筋」などに症状が出るケースが多いようです。
2.肩凝りは何故起こるの?
人間の頭の重さは、諸説で言いますと体重比で6~13%まで、簡単に言いますと体重の約8分の1(約6~7㎏)、さらに両腕は6~8㎏で、頭と同じくらいの重さを常にぶら下げています。10数㎏のこの重さを、常時首から肩甲骨当たりの筋肉で支えていますから肩も大変です。通常は、背骨のS字カーブが頭の重みをうまく分散させているのですが、長時間、悪い姿勢や無理な姿勢が続きますと、骨や筋肉に負担が掛かって疲労してしまいます。また、肩の筋肉は腕をつなぎ止めて動作を行う支点となっているため、常に緊張状態にあります。そうしますと、血流が悪くなり、筋肉に酸素が送られず、細胞内の代謝に異常が起こった結果、老廃物が溜まって筋肉の痛みや凝りが生じると言われています。
3.肩凝りはどのような方に多いのですか?
肩凝りは女性の方に多く見られ、特に、なで肩や猫背、首が細くてやせ型の方に多く見られます。逆に、肥満型の方も肩凝りが起こりやす真なります。また、老化や内臓疾患も肩凝りの原因となりますので、ご注意ください。
4.急性肩凝りの主な原因は?
●悪い姿勢や同じ姿勢を長時間続けたり、一部の筋肉を使う動作を続けた時
●極度の緊張とストレスにさらされた時
●重いコートや高すぎる枕、合わないメガネの使用で目が疲れた時
●クーラーの掛け過ぎや冬の寒さで震えた時
●風邪や歯痛、運動不足の時
急性の肩凝りは、姿勢を正しく、体操や温熱療法を行うことで改善されますが、放置しますと慢性化することもありますので、注意してください。
5.慢性の肩凝りの原因は?
慢性の肩凝りの原因としては、体型や姿勢以外に、頸椎の老化によって起こる「椎間板症(椎間板の水分が失われたため、クッションとしても機能がうまく働かなくなり、神経を圧迫する病気です)」や「変形性頸椎症(椎骨が変形して神経を刺激する病気です)」が考えられます。また、狭心症や心筋梗塞、胃潰瘍、胆石症、肺の腫瘍などで起こることもありますので、注意してください。
6.肩凝りが起こるメカニズム
肩凝りの症状は、首から肩に掛けての僧帽筋や肩甲挙筋に負担が掛かり、血行が悪くなります。血行が悪くなりますと、筋肉内に老廃物が蓄積して、それが感覚神経を刺激するため、痛みや違和感等辛い症状を引き起こします。血行が悪いためなかなか筋肉の硬さも改善されず、悪循環に陥りやすいのです。
7.マッサージをしても肩凝りが再発するのは何故?
肩凝りの場所をマッサージすると、血行が良くなるため老廃物が排泄されます。この時に、横になったままでいますと肩凝りを感じることがないと思います。しかし、起き上がってしばらくして時間が経ちますと、肩が段々重くなってきて肩凝りを再発してしまいます。これは、肩に掛かる負担が解決されていないために起こるものです。肩凝りの改善には、血行改善と肩周りのバランスを整えて、肩への負担を軽減させることです。これらが揃って、初めて根本的な肩凝り改善と言えるのです。
8.肩凝りを改善する方法
●両肩をバランスよく使うこと
ショルダーバックのベルとは、時々左右の肩を替えて均等に掛ける
●肩を冷やさない
肩の筋肉が冷えますと、筋肉が縮み血行が悪くなって肩凝りの原因になります。特に冬場の寒さ対策は万全にします。睡眠中も肩を冷やさないように、バスタオルやスポーツタオルなどを肩から首周りに掛け温める。
●肩の凝らない寝具を選ぶ
軟らかい寝具に寝るとW型に歪むので、やや硬めの寝具を選ぶようにする。横になって頭の高さと肩の高さが水平になった状態がベストです。
9.肩凝りの施術の前に押さえておくべき重要ポイント
①肩凝りの原因となっている場所を見極める
肩凝りの原因は前述のとおり様々です。首の筋肉に原因がある場合や胸の筋肉の緊張、首の関節の歪み、肩甲骨周りの筋肉の緊張、猫背、寝違えなどが様々ありますので、肩凝りを引き起こしている根本原因を特定しなければ良い施術はできません。
②肩凝りの原因となっている動作を見極める
何をしている時に肩凝りを強く感じるのか、どのような動きで肩凝りを強く感じるのかを探ります。例えば、『パソコンを使っているいると肩から背中に掛けて張り感が出てきて辛い』、『長距離の運転をしていると首から肩に掛けて凝る』等々です。
肩凝りを悪化させている動作が分かれば、どのように方に負担が掛かっているいるのかが分かるので、的確な施術を行うことができ、早期回復に役立ちます。そして、なるべく肩に負担を掛けない身体の使い方や、ストレッチの指導などのアドバイスもお伝えすることができます。

<施術法>
真心堂療術院では、基本施療としていかなる症状の場合であっても、基本バランス矯正の後、BRM療法による施術を行います。特に肩凝りの場合は、伏臥位(ふくがい‥うつ伏せ)により烏口突起(うこうとっき)及び肩甲骨の矯正、座位(すわる)にて僧帽筋及び肩甲挙筋の矯正を実施いたします。矯正により痛みは軽減しますが、予後の対策も含め、ご自宅での治療後のストレッチも指導します。
【四十肩・五十肩】‥正式名称は「肩関節周囲炎」と言います。

『腕を動かすと、肩に痛みが走る』『痛くて腕が上がらない』など、中年以降の方でこのような症状が見られた場合、まず疑わられるのが四十肩・五十肩です。四十肩・五十肩は、ほとんどの場合、これといった原因もなく発症し、特別な治療を行わなくても、個人差がありますが、半年~1年ほどで自然に治りますが、その間、激しい痛みや腕の運動が著しく制限されることで、日常生活に支障を来すことが少なくありません。肩は私達が日常よく使う部分だけに、障害が起こりやすいものです。
四十肩・五十肩は、肩関節の周りに起こる炎症で、正式には「肩関節周囲炎」と言います。病名が示す通り、40~50代の方に多く発症し、激しい肩に痛みが生じ、痛みのために腕を動かせる範囲が限られてくるのが特徴です。原因はよく分かっておりませんが、肩関節周囲の色々な組織が変性したり、微細な損傷を受けたり、炎症を起こしたりすることが元になっていると考えられます。四十肩・五十肩は、一般に急性期には痛みが激しく、酷い場合は、夜も眠れなくなるほどですが、炎症は徐々に治まり、運動制限を主症状とする慢性期を経て、半年~1年で回復に向かいます。しかし、自然に治るからと適切なケアを行わないでいますと、肩関節が固まった状態で動かなくなることもあります。急性期には安静を保つことが大切ですが、急性期が過ぎましたら、可能な範囲で肩を積極的に動かす方が回復が早く、癒着による後遺症も防ぐことができます。肩関節は、誰でも年齢と共に徐々に可動域(動かせる範囲)が狭くなるものです。また、仕事柄など酷使をしてしまうことも原因にもなりますので、日頃から運動を習慣にし、肩をコンスタントに労わりながら、適度に使うよう心掛けましょう。
四十肩・五十肩は、腕を動かす時には、肩甲骨が連動して動きますから、肩甲骨の動きが損なわれたまま腕を動かしますと、肩に痛みが起こります。四十肩・五十肩などの肩痛の原因は、肩甲骨を動かす多くの関節の変位にあります。橈骨には上腕二頭筋が付着していますが、その頭骨がズレますと、結節間溝に収納されている腱がその溝から脱臼して、肩の痛みを発生させます。これが四十肩・五十肩の主な原因なのですが、それ以外にも、『肩関節のズレ』『脊柱側弯による肋骨下垂』『不良姿勢による鎖骨変位』などが合わさって起こることも多くあります。
1.四十肩・五十肩はどうして起こるのですか?
左記のとおり、四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」という疾患群のことで、肩関節の周囲に起こる炎症のことです。私達の肩関節は、とても広い範囲を動かせるようになっていますが、それだけ構造は複雑です。肩関節は肩甲骨と上腕骨が接続していて、周囲には多くの筋肉や腱(筋肉が骨に付着する部分)、関節をスムーズに動かすための『滑液包』などがあります。そのため、炎症が起こりやすい部分と言えます。中高年に多く起こりますが、原因は明らかにされていません。

2.普通の肩凝りとどう違うのですか?
筋肉疲労と関節の炎症との違いで、肩凝りは悪い姿勢や緊張などによって、肩や首の筋肉が疲労し、血液の循環が悪くなって、肩に痛みや張り、違和感が発生するものです。一方、四十肩・五十肩は、主に下記のケースで発症します。
①腕の筋肉の先端にある腱の炎症(上腕二頭筋の腱炎)
②上腕骨頭を取り巻く幅広い筋腱組織「腱板」が損傷、または断裂を起こした場合
③骨と腱板の間にある「肩峰下滑液包」が炎症を起こしたり(肩峰下滑液包炎)、石灰が溜まった(石灰沈着)場合

3.どんな方がなりやすいの?
四十肩・五十肩は、40代以降に方に起こりやすいという点以外、男女差や運動習慣などに発症頻度の違いはありません。利き腕に起こりやすいということもありません。ただし、長い期間、野球などのスポーツや仕事によって肩関節(腱など)を酷使し、過去に関節を傷めたことのある方は、一端四十肩・五十肩にかかると治りにくい傾向があります。

4.どんな症状が出るの?
腕をねじる動作等が妨げられます。四十肩・五十肩になりますと、腕をねじったり、上げ下すと肩に痛みが起こり、思うように動かせなくなります。そのため、衣服を着る、髪を洗う、帯を結ぶなどの動作がしづらくなります。特に、関節内や滑液包に石灰が沈着している場合、激しい痛みが起こります。また、肩の背中側を手で押してもあまり痛くありませんが、肩の関節を押しますと強い痛みを感じるのが特徴です。

5.四十肩・五十肩かどうかの判断法は?
様々な腕の動作ができるかで判断します。四十肩・五十肩になりますと、肩関節の可動域(動かせる範囲)がかなり制限されます。当院の判断もそうですが、整形外科では、腕を上げる、横に開く、後に回すなどの様々な動作を行っていただき判断します。その際、痛みを感じたり、スムーズにできない場合、四十肩・五十肩が疑われます。

6.四十肩・五十肩は放っておいてもいいのですか?
個人差もありますが、時が来れば自然に治りますが、症状の改善のためには専門医の治療を受けることが望ましいです。四十肩・五十肩の多くは、放っておいても半年~1年で自然に治ります。しかし、その期間、痛みや『いつ治るか』などの不安に悩まされる方も少なくありません。早く回復するためには、肩関節の可動域を少しずつ広げる治療を受けることです。因みに、当院は全身治療ですので、お客さまの症状にもよりますが、肩関節の周辺の筋肉を施し、肩関節の動きを見極めながら施術します。

7.四十肩・五十肩を予防するには?
身体に良い生活を心掛け、目が疲れたら休めるなどに注意します。肩関節は、年齢と共に可動域が狭くなりますから、普段から適度な運動を習慣化し、肩関節を無理しない範囲で動かすように心掛けてください。全身を伸ばすストレッチもお勧めです。四十肩・五十肩は突然起こるのではなく、肩に違和感やしびれ感があるなどの前兆があります。これを見逃さず、起こったら肩関節を適度に動かしたり、温めたりすることで、症状の進行を抑えることができます。しかし、違和感やしびれ感がある場合は、早めに専門医を受診することです。

<施術法>
真心堂療術院では、基本施療としていかなる症状の場合であっても、基本バランス矯正の後、BRM療法による施術を行います。
特に、四十肩・五十肩の場合は、特殊な施術になりますので、次の順序で施術を行ってまいります。
先ず、伏臥位(ふくがい‥うつ伏せ)にて肋骨の矯正を行います。
さらに痛みがある方の肩を上にして、横臥位(おうがい‥横向き)により、肋骨及び肩鎖関節の矯正を行います。
また仰臥位(ぎょうがい‥仰向け)で、肘(橈尺‥とうしゃく)関節、鎖骨の矯正を実施します。
以上の矯正により、痛みは軽減しますが、予後の対策も含め、ご自宅での治療後のストレッチを指導します。
【背骨(脊柱)の歪み】

人間の身体は、背骨と呼ばれている脊柱に支えられています。脊柱は、椎骨という短い骨が骨盤から上に26個(頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨1個)、積み重なってできています。正面から見ますと真っすぐに見えますが、横から見ますと首の部分が緩やかに前に、続く背中の部分が後ろに、そして腰の部分が再び前に弯曲しているS字型(S字弯曲)をしています。脊柱は、身体の柱の役目を果たしているだけではありません。全身の筋肉や内臓、器官に張り巡らされた神経の中枢となっています。それが脳と脊髄です。脊髄は、脊柱の中を通っています。正しい姿勢を心掛けることは、この脊柱を守ることにもつながります。さらに、脊柱を守ることは、全ての筋肉や内臓、器官を健やかに保つことにもつながっています。健康な身体を保つためには、日常生活の中で正しい姿勢を心掛ける必要があります。正しい姿勢とは、重力に最も逆らわない状態の姿勢のことです。これを「基本姿勢」と呼んでいます。例えば、階段や坂道を昇るとすぐに疲れてしまうと言いますのは、重力に強く逆らった運動だからです。姿勢と言いますと、一般的に横から見たものを言いますが、正面から見た姿勢も非常に重要です。正しい姿勢の状態とは下記のとおりです。

<姿勢を横から見た状態>
耳を通った重心線が身体の中心を通り、足部を離れることなく踵に達することです。

<姿勢を正面から見た場合>
両肩を結ぶ線は床に平行に、鼻と臍を結ぶ線は床に垂直になっています。
横から見て、背中が曲がって頭が前に出ているのが、いわゆる「猫背」の状態です。また、正面から見て、脊柱が真っすぐではなく、右または左に曲線を描いているのが、いわゆる「側弯」の状態です。このように、脊柱が歪んだ状態は、肩凝りや腰痛を始め、様々な不調や病気を引き起こす元凶ともなります。改めて自分の姿勢をチェックしてみてください。猫背の状態は自分で知ることができますが、側弯の状態はなかなか自分では分かりません。しかし、右利きの方の90%は少なからず右側に側弯(右側弯)しています。左利きの方でも、全ての行動(食事をする、字を書く、ボールを投げるなど)において左手で行うのでなければ、右側弯の可能性があります。これを機能性側弯と言い、医学的にはあまり問題視されていませんが、やはり放置しておきますと、身体の不調につながることになります。ご自分が右側弯なのか、左側弯なのかを知る必要があります。
当院では、既に何回も記述しておりますが、全身治療を行っておりますので、背骨(脊柱)の歪みの施術法としては、伏臥位(ふくがい:うつ伏せ)状態で、26個の脊柱を1個1個調べ、歪みがあれば「BRM療法」の技法で矯正しております。また、お客さまお一人お一人の状態により、予後の予防も含め、治療後の自宅でのストレッチを指導しております。参考として下記に記述いたしますので、いずれのストレッチも、自分合ったように、無理のない程度で行ってください。

<背骨を矯正するストレッチ>
1.前屈ストレッチ(2.の胸張りストレッチと必ずセットで行います)
●両足を少し開いて立つ
●自分の上半身の重さで上体を曲げる
●10回繰り返す
2.胸張りストレッチ(1.の前屈ストレッチと必ずセットで行う)
 ※猫背を予防し、猫背を治すストレッチでもあります
●椅子に腰掛けるか、正座して正しい姿勢を意識する
●両肘をを曲げて、手と肘を肩と水平の位置に上げる(この時両目は開けておく)
●両肘を真後ろにゆっくり、肩甲骨が合わさるまで引き、胸の縮んだ筋肉(大胸筋)を引き伸ばす
●そのままの姿勢を崩さず、胸を前方に突き出す感じで、静かにあごを目いっぱい上げる。顔を天井と平行ないし、それ以上に倒せば、後方の一角が見えます。
●口から息を吐き切り、そのまま3~5秒静止する
●元の姿勢に戻る。その際一端両手を下しても良い
●10回繰り返す

<脊柱側弯矯正ストレッチ>(右側弯か左側弯かを判定してから)
[右側弯の方]
●壁を背にして両足を肩幅ほど開いて立つ
●右手を骨盤の辺りに軽く当てて、左手を真上に上げる
●そのままの状態で、腰を左足重心立ちに移す(手を上げた方)
●息を吐きながら、右側に上体を曲げていく。その際に、左わき腹から腰に掛けての筋肉を、十分引き伸ばすため、左手が額の前に下がらないように注意する
●曲げ切ったまま20秒ほど静止して、深呼吸を3回繰り返す
●ゆっくりと1回に30秒ほどかけ、5回繰り返す
※左側弯の場合は、右側弯の逆になります。

<施術法> 上記文面内に記載済みです。
【骨盤の歪み】(出産後の歪みも含みます)

骨盤の働きと機能としては、骨盤は、身体を支えるとても重要な土台です。スポーツ選手は、皆さん骨盤やその周囲の筋肉がとても丈夫です。激しい動きの中で自分の身体を支え、時にはバットやボールなどの衝撃にも耐えられるように、非常に強力な支えを持っているのです。具体的に骨盤の中心にある仙骨は、背骨の真下にあるため、上半身の重さを受け止めています。その重さは、左右の寛骨(かんこつ)に伝わり、さらに足へと伝えられます。正しい姿勢であれば、仙骨も正しい位置にあるのですが、上半身のバランスが悪いと、背骨の位置も変わってしまうため、仙骨の傾きが起こってしまいます。仙骨が傾けば、骨盤全体の歪みへとつながってしまいます。また、骨盤は、内臓を支える受け皿のような形にもなっています。骨盤の歪みが起こりますと、内臓の位置も変わってしまうため、便秘や胃下垂、新陳代謝の低下、生理痛や生理不順などの症状を引き起こします。さらに、女性の骨盤は、胎児を支える役割がありますので、男性よりも広い形になっています。胎児が収まる骨盤の孔は、胎児が通るため、男性よりも丸く広い構造になっています。因みに、男性の骨盤は『バケツ型』、女性の骨盤は『鍋型』と言われています。
骨盤のバランスが悪くなる原因は、骨盤や仙骨の歪みにあります。骨盤は、左右の腸骨と仙骨で構成されています。2つの腸骨が仙腸関節で仙骨と結合し、腸骨の前方はさらに恥骨結合で結合しています。仙骨の上には背骨(脊柱)が乗り、仙骨は上半身の重量を支えています。全体の骨格バランスや姿勢は、仙骨で決まると言っても過言ではありません。
1.骨盤の歪みの原因
骨格のバランスの崩れは、骨盤の歪みから始まります。骨盤の歪みを起こす原因で最も多いのは、座り方のクセです。重い物を持ったり、激しい運動をしたりするくらいでは、骨格バランスは崩れません。バランスの崩れは、継続的な静止姿勢で起こります。『長時間足を組む』『同じ形であぐらをかく』『女の子座り』『横座り』など、骨盤が傾く座り方では、片側だけに重心が掛かり、骨盤がねじれます。また、車の運転姿勢も歪みを引き起こします。運転時の姿勢は、AT車の場合、右足を伸ばし、左足を曲げています。そのため、左右の骨盤が相互にひねられることになります。また、シートの形から腰椎が丸まった状態で運転することになりますので、腰への負担が大きく、歪みの原因にもなります。骨盤のバランスの変位は、若い女性なら出産時に影響を及ぼすとともに、X脚やО脚、膝や股関節の痛みなどの原因にもなります。骨格のバランスが変位しますと、神経線維を圧迫することになります。そもそも身体の中を走る筋肉は、骨と骨とを結んでいます。骨格の歪みからくる筋肉の緊張は、末梢神経を圧迫したり、引っ張ることで痛んだり、しびれたり、マヒを起こしたりします。神経線維は、身体の情報伝達機能を果たしています。骨のズレによって、骨格バランスが崩れますと、骨が神経線維を圧迫したり、緊張した筋肉が神経線維を刺激する原因にもなります。また、骨格バランスの変位は、股関節や膝関節、肘関節、肩関節、顎関節に痛みを起こしたり、バネ指(弾発指)、腱鞘炎、手根管症候群などの関節機能障害も引き起こしたりもします。
さらに、出産後の骨盤は傾き、歪みやすくなります。出産時は、産道となる骨盤が最大に開きますが、産後2カ月くらい経ちますと、自然に元の状態に戻ります。骨盤が開くことによって伸びる大殿筋などの筋肉は、妊娠中の筋力低下によって、元の状態に戻りにくくなります。その結果、骨盤が傾き、身体に歪みが起こりやすくなるのです。また、産後の肥立ちを大切にしませんと、恥骨結合部分にもズレが生じますので、ご注意ください。
2.骨盤のを含めた身体の歪みの自己改善法
身体の歪み、骨盤の歪みは、正しい姿勢を心掛けたり、筋肉をケアすることで改善が期待できます。
●腹横筋・背筋を鍛える
 正しい姿勢を保つためには、腹横筋や背筋など、体幹の筋肉をしっかり働かせることが必要です。
●柔軟性を保つ
 筋肉や関節が硬くなってしまいますと、背骨や骨盤を正常な位置に支えられなくなります。そのためには、体幹の筋肉、太腿の後ろ側の筋肉や、背骨・股関節の柔軟性を保つために、ウォーキングなど、適度に身体を動かす運動を心掛けることです。
●筋肉の使い方に注意する
物を持ち上げたり、立、座るなどの日常の動作を行う際も、正しい姿勢を維持することです。

<施術法>
真心堂療術院では、「BRM療法」という手を添えるだけで、骨の歪みを改善させる技法を得意分野としておりますので、安心してご出産をしていただくためにも、出産前・出産後の骨盤矯正をお勧めいたします。
1.骨盤と背骨(脊柱)のチェック(伏臥位‥ふくがい・うつ伏せ)
(1)骨盤の水平バランスチェック
●左右の腸骨稜(ちょうこつりょう)の高さの確認
(2)背骨(脊柱)バランス(側弯)チェック
首から腰までの背中の真ん中にある棘突起(きょくとっき)の1本1本のズレを確認
(3)背骨(脊柱)バランス(自然弯曲)チェック
視診による背中の弯曲状態の確認
2.骨盤のチェック(仰臥位‥ぎょうがい・仰向け)
(1)水平バランスチェック
骨盤の左右の横側にある上前腸骨棘(じょうぜんちょこつきょく)の左右のバラスを確認
(2)前後のバランスチェック
視診にて横から骨盤の左右の高さの確認
(3)足底の角度チェック
視診にて足裏から診て、左右の足底の角度の開きを確認
(4)股関節と膝の伸展チェック
以上チェックし、お一人お一人のお客さまのお身体の症状に応じて、BRM療法により施術を行います。
【ぎっくり腰】‥正式名称は「急性腰痛」と言います。

腰痛の症状を記述する前に、誰でもなりえる「ぎっくり腰」から記述いたします。

<ぎっくり腰を起こしやすい動作>
①腰の動作(曲げる、伸ばす、前かがみなど)
②腰の動作以外(くしゃみ、背伸びしての動作など)

ぎっくり腰の最大の原因は「股関節」にあります。左右の股関節が変位しますと、骨盤を回転させる筋肉に過剰な負荷が掛かり、伸びる筋肉と縮む筋肉の連動が損なわれ、腰を痛めしやすくなります。
左右の股関節を結ぶ線は車軸と同じで、この軸が傾きますと骨盤の潤滑な回転が妨げられます。歩く、走る、座るなどすべての動作は、股関節を回転軸として骨盤が前後に動いています。ぎっくり腰は、股関節軸の歪みが原因なのです。
『重い物を持った拍子に突然腰が痛くなった』『くしゃみをした拍子に突然痛くなった』など、単純な動作時でのそんな恐ろしいぎっくり腰、読んで字の如く、急激に発症した腰痛を指し、欧米ではその激しい痛みから『魔女の一撃』『悪魔の一撃』と皮肉を込めた表現をされ、実際に魔女や悪魔に不意の一撃を喰らったが如く、激しい痛みが腰を襲う厄介な腰痛です。多くは自分で一番楽な姿勢で安静にすることが第一です。安静にしていれば1週間~2週間程度で自然に回復していきます。一般にやや硬めの布団に横になり、膝と背中を丸めて寝ると楽になります。痛みが治まったらお風呂に入っても大丈夫です。身体が温まると和らぐことがありますが、腰や背中が冷えると痛みが再発ことがありますから、身体や髪を洗うことは避けてください。トイレは腰も冷えがちで、かがんで力んだ時に不意にくしゃみをすると、痛みがぶり返すことがあります。できたら室内が温かく、便座に保温機能が付いた洋式トイレをお勧めします。そして、時間経過によって改善が見れない、または下半身に痛みやしびれと言った症状が出現した場合などは、別途【腰痛編】で記述します「脊柱管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」などの病気が隠れていることがありますので、簡単に考えず要注意です。お客さまから最も多く訴えられるのは、上述しましたが『重い物を持ち上げた時』に発症するケースが最も多いですが、『少しお辞儀をしたら痛くなった』『ただ立ち上がろうとしたら痛くなった』など、ぎっくり腰が起こるケースは多岐に渡ります。ぎっくり腰になった時に、身体の中では何が起こっているのかは、実ははっきりしたことは未だ分かっておりませんが、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気による痛みを、ただのぎっくり腰と思って放置したりしないように、先ずは専門の治療院を受診することをお勧めいたします。
1.突然起きたぎっくり腰の、自分でできる応急処置法
ぎっくり腰の大半は、個人差並びにその方の症状にもよりますが、大半は数日~2週間程度で症状が落ち付いてきますが、発症直後の脂汗をかくような痛みは耐え難いものがあります。もし突然ぎっくり腰になってしまった時は、焦らずむやみに動かず、先ずはもっとも楽な姿勢でゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。しばらく繰り返していますと、それだけで痛みが落ち着いてくることがあります。もしこの時点で、少し動けるようになったら、今度は正座をし、ここでも深呼吸を繰り返します。個人差はありますが、この時点で適度に緊張した筋肉が緩み、楽になることがあります。そして、可能であれば四つん這いになり、猫スタイルをしてゆっくり腰を丸めたり、下げるように背筋を伸ばしたりします。それでも、よくならない場合は、下記の通りの対応をしてください。

2.ぎっくり腰になった時の対処法
イギリスの医学誌に掲載された研究によりますとぎっくり腰をした患者さんを①『ベッドでの安静』②『治療家による施術を受ける』③『できる限り通常の日所生活を送る』という3パターンに分けて経過を探ったところ、その結果、③の『できる限り通常の日常生活を送る』よう心掛けたパターンが最も回復早く、逆に①の『ベッド手の安静』を行ったパターンが最も回復が遅かったという意外な結果があります。他の研究を見ても、動けないほどの激痛である場合を除き、安静にしていることは逆に症状を長引かせることがほとんどのようです。

3.ぎっくり腰は再発しやすい
ぎっくり腰は再発しやすいと言われています。当院のお客さまも1年か2年おきにぎっくり腰になり来院される方がいます。また、昔ぎっくり腰を起こした箇所がうずいて、また痛めそうな気がして怖いという話もよく聞きます。治療をしていて感じるのですが、このようなお客さまは共通していることがあります。それは、『最初のぎっくり腰を起こした時に、適切な治療を受けていない』または『治療が不十分だった』という点です。ぎっくり腰は、左記のとおり治療を受けなくても、放っておいても1~2週間で強い痛みが改善されます。そのため、『治療を受けなくても良い』と素人判断で安易に考えがちですが、この時点でしっかり治療を受診して置けば、後の再発リスクがかなり軽減されるはずです。ぎっくり腰の強い痛みの要因は、傷んだ組織から生じる急性炎症による痛みですので、時間とともに傷んだ組織が 収まれば、炎症もなくなり強い痛みも引きます。しかし、傷口が治っても、その組織は瘢痕化(はんこんか)という硬い組織に置き換わってしまいます。それが再発の要因にもなりますので、この組織を柔軟にする治療をきちんと行わなければ、ぎっくり腰を何回となく繰り返してしまいます。まず最初を思い出してください。そもそも何故ぎっくり腰になったんでしょうか? それは、専門的に診てぎっくり腰がいつ起こってもおかしくないほどの機能の異常が、お客さまの身に起こったからです。その異常とは、腰の筋肉の緊張であったり、骨盤の歪み、股関節の異常など様々なケースが考えられます。ぎっくり腰の再発防止のためには、このような機能性の異常を正しておく必要が不可欠です。そのためには、ぎっくり腰の治療には、『ぎっくり腰そのものに対する治療』と『ぎっくり腰を誘引した身体の機能的な異常箇所の治療』の2つを対処しなければなりません。

<施術法>
1.通常のぎっくり腰施術法
先ず、骨盤と背骨(脊柱)の歪みの改善を行います。
(1)横臥位(おうがい‥横向き)
発症直後は痛みがありますので、痛みのある方を上に寝ていただきます。
●仙骨と股関節部に手を当て、股関節部を背側へ軽く誘導します。
※痛みのない方も同様の施術を行います。
(2)伏臥位(ふくがい‥うつ伏せ)
上記横臥位で矯正しますと痛みが和らぎますので、伏臥位になっていただきます。ただし、痛い場合は座布団、バスタオルなどで腰を高くした状態にします。
●骨盤矯正を行います。

2.痛みがひどい場合の施術法
先ず痛みのない状態でベットに寝ていただきます。その上で、触診により炎症の箇所と痛みの程度を確認します。次に、どのような動きに対して痛みが生じるのかを確認します。そして、関節部、筋肉部のどこの箇所が痛んでいるのかを特定します。ただし、痛みが強くて身体を思うように動かせない場合には、痛みのある箇所の筋肉ではなく、その周りの筋肉をほぐす治療から始めます。また、関節の異常であれば、関節を正しい位置に矯正します。なお、うつ伏せあるいは仰向けの状態が可能であれば、骨盤の歪みも正常に戻します。そして、最後の処置として、腰部から背部に掛けてテーピングをして帰宅していただきます。

※両方の施術後は、痛みの程度にもよりますが、2~3日後に再度来院していただき、骨盤矯正及び背骨(脊柱)の歪み等を矯正し、その後の対策につきましては、その時点で判断させていただきます。
【腰痛】

本題に入ります前に、「月と身体の関係について」記述いたします。月は約28日かけて地球を1周し、新月・上弦・満月・下弦を狂うことなく描いています。そして、月の満ち欠けは、引力という方法で海の潮の満ち引きを誘導します。私たち人間の身体も、約70%が海水と同じ濃度の塩水分でできており、少なからず月の作用を受けて生かされています。そのため、身体を表す漢字にも、月偏等が多いということです。そこで、腰痛とは、漢字の如く『月偏(肉月と言って身体を表します)に要(重要な要の意です)と書きます』つまり、上半身と下半身をつなぐ身体にとって要の部分であり、非常に重要な患部になります。なぜ多くの人が、腰痛に悩まされているのでしょうか。その根本原因は、高等動物である人間が、二足歩行に進化したことにあります。我々の研修等では『腰痛は2本足で立っているための人間の宿命』と言われます。昔の猿人の時代には4本足で生活していましたが、脳の発達や手を自由に使うことを身につけるようになってからは、必然的に二足歩行になりました。しかし、肉体的な構造から判断しますと、4本足で立っている場合、背骨が水平になるので腰に掛かる負担は少なくて済んだのですが、2本足で立った場合、背骨は地面に対して垂直になるため、腰に対して重力の不可も大きくなりました。特に、腰は上半身の重さをすべて支えなければなりません。腰がしっかりしていて力を発揮すれば、腰痛にならないことが多いですが、関節の機能障害・筋肉の機能障害・身体のバランスの悪さなどがありますと、支えが不十分となり腰痛を引き起こしてしまう確率が大きくなります。腰痛は肩凝り同様、生活が便利になった分、身体を動かすことが少なくなったことが原因で起こるケースもあります。さらに冬の時期は、寒さによって血行が悪くなるため、腰痛や肩凝りで悩む方も多いのです。また、人間の腰は、上記の通り重い頭や上半身を支えなければならないため、常に大きな負担が掛かっています。その上、姿勢が悪かったり、長時間無理な体勢を続けていますと、筋肉が緊張し血流が悪くなります。それにより、筋肉が酸素不足になって硬くなり、痛みや凝りを感じるのです。さらに、自分の持っている病気や、肥満、膝の痛みなどが原因で腰痛が起こることもあります。
腰痛の主な症状としては、足のしびれ、腰やお尻の張り、お尻の痛み、足のだるさ、股関節の痛み、足のむくみ、ふくらはぎのつり、猫背、側弯などです。

<腰痛を予防する方法>
1.良い姿勢や正しい姿勢を心掛ける
●前かがみの姿勢を続けない。
●立っている時、背筋をピンと伸ばすようにする。
●座っている時に、腰・背中が丸くならないようにする。
●椅子に座る時は、前の方に座るか、深く腰掛けるか、背筋を伸ばすようにする。
●同じ姿勢を長時間行わないように気を付ける(30~60分が目途)。
※立っている時、座っている時など、これまで以上に普段から良い姿勢を保つように心掛けるだけで、腰への負担がかなり軽減します。

2.身体の使い方を工夫する
●重い物補持つ時は、膝をつくなど中腰にならないようにする。
●特に男性に多いのですが、ガニ股状態で歩くのを、足の親指を進行方向へ向けるようにする。
※大腿の外側の筋肉が緊張し、内側の筋肉が弱くなるため、腰の力も弱まってしまいます。

3.毎日適度な運動をの実施
●一日40~60分程度の「ウォーキング」を実施する。
●プールでの30分程度の水中歩行をする。
●自宅・職場での階段の昇り降りをする。
※自動車などが普及し、便利で快適な世の中になった分、普段の生活の中で、使われない筋肉や関節などが出てきました。そのため、腰痛や膝痛などの痛みや生活習慣病などを訴える方が多くなりました。日頃からなるべく、筋肉や関節を満遍なく動かすことを心掛けることで、腰痛・肩凝り・膝痛などの予防の他、生活習慣病の予防、老化の防止、免疫力や新陳代謝のアップにもつながります。

4.精神的なストレスを溜めない
精神的なストレスが多くなりますと、自律神経が乱れてしまうため、全身の筋肉が過度に緊張してしまつたり、逆に筋肉が緩み過ぎてしまったりします。この現象は、脳神経から筋肉への神経伝達の異常で生じます。上記のような日常ちょっとしたことに気を付け、それを継続することで、なるべく心身をリラックスさせ、気分転換を図ることで、痛みなどの症状は改善され、毎日健康に生活できます。 
<腰痛の原因>
腰痛は、原因も症状も多様ですが、痛みの対策で大切なことは、辛い痛みを一刻も早く解消することと、再発の防止です。痛みは『身体の警報機能』です。原因がなければ『痛みという警報は発せられません』原因を根本的に取り除かない限り、必ず再発します。
腰の痛みは、腰周りの筋肉や骨などの損傷以外にも、神経の障害や、腰とは関係のなさそうな、身体の内部の病気などによって起こることもあります。腰痛の原因は、大きく下記の3種類に分けることができます。
Ⅰ.慢性的腰痛
1.脊柱側弯
骨盤から仙骨が左右に傾き、脊柱全体が左右にSの字形に弯曲している状態で、下記のような特徴があります。
・腰からお尻に掛けての片側にピリッとした痛みが出ます。
・太腿から、ふくらはぎに掛けて痛みが出ます。
・床に座りますと、10~20分ほどでお尻から太腿に掛けて痛くなります。
・左右の足の長さが違います。
これらは、「坐骨神経痛」の症状で、腰椎のひねりによって、神経が圧迫を受けて発生する痛みです。痛みを放置していますと、加齢に伴って、股関節痛や膝痛になったり、膝関節、足関節が動かしにくくなったりして、日常動作に支障が生じます。
2.腰椎後弯
骨盤と仙骨の正常な前傾角度がなくなり、姿勢が悪いと言われる状態で、特徴は下記のとおりです。
・腰が重く痛み、叩くと気持ちがよい。
・立ち上がる時、腰がなかなか伸ばせません。
・ぎっくり腰を繰り返します。
・身体を後ろに反らせようとしても動きません。
・猫背で前肩の姿勢です。
3.直線状脊柱
腰椎の前弯がなく、背骨(脊柱)が直線的になった状態で、下記のような特徴と症状があります。
・ウエストから肩甲骨に掛けて板のように平らな体勢です。
・女性らしい肩ラインの丸みがなく、いかり肩の状態です。
・肩凝り、慢性的頭痛、めまいの症状があります。
・顎関節の動きが重いか、痛みがあります。
・フェイスラインに歪みがあります。
・内股歩き、О脚、X脚のいずれかの状態になりがちです。
4.腰椎前弯過多
正常な腰椎より、過剰に前弯している状態で、下記のような特徴があります。
・反り腰のため腹部とお尻が出ています。
・両足に痛みやしびれがあります。
・生理痛がきつく、生理不順です。
単独ではなく、いくつか混成されて腰痛を発症させます。
Ⅱ.急性的腰痛
1.骨や筋肉の障害
腰の中心には腰椎(腰の背骨)があり、硬い骨(椎骨)と軟らかい軟骨(椎間板)が折り重なってできています。骨同士は椎間関節という関節で連結されており、積み重なった骨が崩れないようにこうした腰の組織が、様々な要因によって刺激を受けたり、損傷したりしますと腰痛が発生します。
(1)痛みの起こる主なケース
・腰の筋肉が疲労して筋肉痛のような痛みが起こります
・腰を急にねじったり、筋肉や靭帯が疲労で弱った状態で負荷が掛かると、捻挫のような急な痛みが起こります。
・長年の腰への負担や老化によって、骨が変形して周囲の組織を刺激して痛みます
・長年の腰への負担や老化によって、椎間板がつぶれたり、変形して痛みます
・骨や椎間板の変形に伴い、椎間関節が歪んで関節痛のような痛みが起こります
・骨が細菌感染して化膿したり、腫瘍によって圧迫されて痛みます
(2)痛みの特徴
・特定の姿勢や動作をした時に痛みます(起き上がる時、立ち上がる時、前かがみになった時、上体をそらせた時など)
・動かずに安静にしていると痛みが和らぎ、または特定の姿勢を取ると楽になります
(3)痛みの原因
①筋肉や靭帯の疲労・損傷によるもの
●筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)
 腰周辺の筋肉疲労による痛み(筋肉痛・挫傷・捻挫・肉離れなど)
●ぎっくり腰(急性腰痛症)‥前記参照
●腰痛症
 レントゲンなどの画像を見ても、腰周りの組織に異常がなく、明らかな原因を特定できない腰痛の総称
②骨や椎間板の劣化・変形によるもの
●椎間板症
 椎間板が押しつぶされたり、亀裂が入った状態で、症状が進行しますと椎間板ヘルニアになります
●腰椎椎間板ヘルニア
 椎間板が押しつぶされ、中にあるゼリー状の物質(髄核)が外に飛び出した状態のことです
●腰部脊柱管狭窄症
 神経の束が通る脊柱管が狭くなり、中の神経が圧迫される障害です
●腰椎分離症・すべり症
 椎骨を支える椎間関節が骨折して分離したり、分離したことで椎骨が前方にズレる障害です
●変形性腰椎症
 腰部の背骨(腰椎)が加齢などにより変形したものです
●変形股関節症
 股関節を形成している骨や軟骨が磨り減ったり、変形したりして痛みを引き起こす病気です
●骨粗鬆症
 骨の密度が減り、骨の内部がスカスカになって脆くなる病気です
●強直性脊椎炎
 背骨や骨盤の関節組織が、何らかの原因で骨に変わり、骨同士がくっついてしまう病気です
●リウマチ性多発筋痛症
 ウイルスや細菌などの外敵から身体を守る、免疫システムに異常が発生する病気で「膠原病」の一種です
③腰椎の細菌感染や腫瘍によるもの
●化膿性脊椎炎
 背骨(脊椎)に細菌が侵入して炎症を起こし膿が溜まる病気です
●脊椎カリエス(結核性脊椎炎)
 結核の原因となる結核菌が、脊椎に感染して炎症を起こす病気です
●脊髄(椎)腫瘍
 脊髄(中枢神経)や背骨(脊椎)にできる、良性または悪性の腫瘍
2.神経系の障害
●坐骨神経痛
 腰から足先に向かって伸びる坐骨神経が、圧迫を受けたり、炎症を起こしたりするものです 
●帯状疱疹
 過去に水ぼうそうを起こしたウイルスが、体内で再び活性化したもの
3.腰痛を引き起こす内臓系の疾患
(1)消化器系の疾患
●胃潰瘍 ●十二指腸潰瘍 ●胃がん ●胃下垂 ●肝臓がん ●肝硬変 ●膵炎 ●膵臓がん ●胆嚢炎 ●胆石症 ●大腸がん ●悪性腫瘍
(2)泌尿器系の疾患
●尿路(管)結石 ●腎盂腎炎 ●腎周囲炎 ●水腎症 ●腎梗塞 ●単純性腎嚢胞 ●腎静脈血栓症 ●腎下垂 ●腎臓がん
(3)婦人科系の疾患
●子宮内膜症 ●子宮筋腫 ●子宮ポリープ ●子宮がん ●子宮頸管炎 ●月経痛(月経困難症、月経前症候群) ●月経不順 ●更年期障害
(4)血管系の疾患
●腹部大動脈瘤
4.交通事故やスポーツ事故による突発的な痛み
Ⅲ.その他の腰痛
●心因的腰痛症
ストレス、不安、うつなどの精神的・心理的要因となって起こる腰痛です

※近年まで、腰痛とは腰の骨や椎間板、神経などの損傷や異常によって起こるものだと考えられていました。しかし、その後の研究によって、腰痛の原因はもっと多様で複雑なものであり、さらに原因不明の腰痛の多くには、多かれ少なかれ、精神的ストレスなどの心の問題が関わっていることが判明しました。こうした腰痛は、「心因性腰痛症」と呼ばれ、ストレスの多い現代社会において、多く見られるようになりました。
ストレスなどの心労が重なりますと、身体の痛みを制御するシステムや自律神経の働きに異常が生じて、通常では感じられない痛みを感じるようになったり、弱い痛みが何倍にも強く現れるようになります。ストレスが解消されない限り、腰痛を完治させることはできないため、慢性的な腰痛には、精神的・心理的な要因が関わっているケースが多く見受けられます。‥腰痛の80%は原因不明とも言われています。

<真心堂療術院の腰痛施術法>
1.痛みの原因の検査
(1)立位の検査(立ったままの状態)
①軽い前屈位で、痛みが下肢のどこにあるのかを知らべます。
 専門用語になりますが、
●大殿筋、大腿部後側、下腿外側め後側が痛む‥坐骨神経痛の可能性
●大腿部前側、下腿内側が痛む‥大腿神経痛の可能性
●大腿部外側のみが痛む‥側大腿皮神経痛の可能性
●大腿部内側が痛む‥閉鎖神経痛の可能性
●片足立ちで、股関節部が痛む時‥股関節に変形化か、硬縮の可能性
●背屈して痛む時‥脊椎変形、すべり症、股関節変形の可能性
(2)仰臥位の検査(仰向けの状態)
●膝を曲げずに、下肢を伸展拳上し、角度が60°以内で、臀部と下肢に痛みがある時‥腰椎椎間板ヘルニアの可能性
●痛みのある方の外果(そとくるぶし)を反対側の膝の外側に当て、痛みのある外果を内転、内旋し、臀部と大腿後側に痛みがある時‥梨状筋症候群の可能性
と言うように、痛みのある個所を特定します。それから施術に入ります。ただし、当院はどの症状でも全身治療になります。
2.腰痛の患部に対する施術
当院は、「施術の流れ」でも記述していますが、全身治療を基本としておりますので、腰痛の場合でも下記の順序で施術しております。
足→腰→背中→肩→首→頭の順に、伏臥位(うつ伏せ)、仰臥位(仰向け)の体位で施術します。
特にこの項目での腰痛に関しては、骨盤の歪み、仙腸関節の異常、筋肉の張りなどを改善させるため、「BRM療法」を用いています。
3.治療後自宅でのストレッチ指導
お客さまお一人お一人の症状によって、ストレッチの指導法まちまちですが、基本は下肢(骨盤から下)、つまり下半身の筋肉をほぐすことです。腰痛の予防・改善の要は、下半身のほぐしから始まります。筋肉が適度に緩むことで、歩行による腰への衝撃や、骨のクッションとなる椎間板の歪みが軽減されます。太腿や股関節、腰周りの筋肉を気持ちよくほぐしましょう。いた気持ちいい感覚をキープし、絶対無理はしないことです。




【変形股関節症】

足の付け根にある関節に痛みを起こす疾患を起こす方は、全国で400~500万人いると言われています。そのうちの大半が「変形性股関節症」と考えられています。
股関節は他の関節と違い、深い所にあることや筋肉や靭帯に囲まれています。そのため、そもそも症状を自覚しにくく、進行してから気付くことも少なくありません。
症状として多いのは、足の付け根の痛みや違和感です。その他に、お尻や太腿、膝の痛みとして出てくることもあり、そのため股関節の疾患だと気付かない方が多くいます。また、左右に揺れて歩くというのもこの疾患のサインです。歩いている時に、人に指摘されて気付く方もいます。あぐらをかきにくくなったり、靴下の着脱や足の爪切りが困難になったりすることも症状の一つです。
変形性股関節症の原因は、股関節は骨盤と大腿骨のつなぎ目の関節で、大腿骨の先端を臼蓋(きゅうがい)が包み込む構造をしています。変形性股関節症による痛みは、大腿骨と臼蓋の軟骨が磨り減って、炎症を起こしたり、骨が変形したりすることで引き起こされます。
軟骨が磨り減る原因として、最も多いのが骨の形に異常がある場合です。日本人に多い骨の形の異常に「臼蓋形成不全」という疾患があります。普通は骨盤の骨が大腿骨の頭を3分の2以上覆っています。しかし、臼蓋が十分に発育しない臼蓋形成不全は、大腿骨を覆っている部分が小さいため、通常より少ない軟骨の範囲で体重を支えることになります。負荷が狭い範囲に集中し、軟骨の負担が大きくなり、磨り減ってしまうのです。一端磨り減ってしまった軟骨は、ほとんどの場合元に戻りません。
1.変形性股関節症に良い運動
変形性股関節症の多くは、左記の通り関節が不安定であったり、関節の上部に強い負荷が長期間かかったことが原因でですが、関節自体を強くすることはできませんが、関節を支える筋肉を鍛えて、関節に掛かる負担を減らし、痛みを食い止め軽減させることは可能です。
変形股関節症に効果のある療法は、股関節の外転療法です。つまり、足を外側に開く動きのことです。この動きに最も係る筋肉は、中殿筋(ちゅうでんきん)と梨状筋(りじょうきん)という筋肉です。中殿筋と梨状筋の筋力が強ければ強いほど、股関節の安定性が高まり、痛みを食い止め、さらに軽減もできます。逆に中殿筋と梨状筋が弱い状態ですと、大腿骨頭(注1:だいたいこっとう)が、寛骨臼(注2:かんこつきゅう)を上方へ押し上げる圧力が強くなってしまうため、関節唇(注3:かんせつしん)や軟骨を傷付けやすくなってしまいます。そのため症状が進行し、さらに悪化してしまう危険性があります。中殿筋と梨状筋の力が強い状態であれば、大腿骨頭を内側へ押し込む力が働きますので、関節唇や軟骨の負担が少なくなり、変形性股関節症の進行も食い止めることが可能になります。

注1:大腿骨等とは、大腿骨の上部の先端にある丸い形の骨です。

注2:寛骨臼とは、骨盤の一部で、大腿骨等が収まる大きな窪みの箇所です。

注3:関節唇とは、寛骨臼の縁にある軟骨です。

2.ストレッチ指導事項

(1)中殿筋・梨状筋のストレッチ
●異常のある股関節を上にして、横に寝ます。
●上になっている方の足を伸ばしたまま、足を天井方向(上)へゆっくり挙げていきます。
●足が限度まで上がり切ったら、ゆっくり降ろしていきます。
●このストレッチを、1日10回、2~3セットを行います。

(2)大腿骨頭と寛骨臼のストレッチ
●座ったままの状態であぐらをかき、両手を両膝に乗せ下方に押します(股関節を開く状態)。
●子のストレッチも、1日10回、2~3セットを行います。

※1:いずれのストレッチも、痛みが出るようでしたら、痛みが出ない範囲内で行ってください。絶対無理をしないことが大切です。

※2:筋力が出てくる期間は、個人差及び症状にもよりますが、約1カ月~3カ月の期間が必要です。そのために、最低3カ月は実行してみてください。ただし、痛みが軽減し及び開きが大きくなったとしても、直ちにストレッチを中止するのは避けてください。痛みが再発及び開きが元に戻る可能性があるからです。なお、歩きがスムーズになり、ウォーキングが30~40分可能になった場合には、ストレッチを減らしても結構です。最終目的としては、痛みなしでスタスタと歩くことが前提条件です。
【変形性膝関節症】

膝は重い身体を支えているうえ、立、座る、歩くといった日常生活の動作で負担が掛かるため、障害の起こりやすい疾患です。膝に痛みが起こる病気の中で特に多いのが「変形性膝関節症」で、中高年の膝の痛みの原因の圧倒的多数を占めています。ただし、『まだ若いから、膝の痛みなんて関係ない』と思っている方も油断は禁物です。膝に負担を掛ける生活を続けていますと、将来膝の痛みに悩まされる危険が高くなります。
中年以降に増えてくる変形性膝関節症は、膝に繰り返し負担を掛けたために、膝関節の軟骨が磨り減ってくる疾患です。初期には膝を動かした時に軽く痛む程度ですが、進行しますと膝の腫れや変形が見られるようになり、痛みのために歩行が困難になるなど、日常生活にも支障を来すようになります。疾患の進行を抑え、膝の機能を維持するためには、早期に運動療法を中心とした、適切な治療を行うことが非常に大切です。
膝の痛みの原因には、この他にも関節リウマチや痛風などの疾患や、半月板や靭帯の損傷などもあります。また、腰や股関節の不調が原因で、膝に痛みが現れているケースも見られます。膝に不調を感じたら早めに専門の治療院を受診してください。
膝の健康は、活動的で生き生きとした毎日を送るために欠かせない要素です。負担を掛けずに適度に使うことを心掛け、自分の膝と長く上手に付き合っていきましょう。
1.関節の構造はどうなっているのですか?
関節は、骨と骨の『ジョイント』の役目をしているのが関節です。そのすり合わせ部分にあるのが関節軟骨で、骨と骨がぶつからないようにしています。
関節をすっぽり包んでいるのが関節包で、滑液という潤滑油を分泌する滑膜と、繊維膜という2枚の膜でできています。関節はその他に靭帯や筋肉、神経、血管などで構成されます。
2.関節の痛みは何故起こるのですか?
関節軟骨には神経が通っておりませんので、関節自体は直接痛みません。しかし、関節の周囲にはたくさんの神経が通っていて、少しの異常でも敏感に痛みとして感じるのです。関節が痛む場合のケースとして下記のようなケースがあります。
●関節軟骨が磨り減ったり消失し、骨同士が擦れ合う場合
●軟骨のすぐ下にある骨で異常が起こる場合
●関節包が引っ張られる場合
●滑膜が炎症を起こして腫れた場合
●靭帯が引き伸ばされて切れた場合
3.変形性膝関節症ってどんな病気?
左記に重複しますが、中高年の方の膝の痛みで最も多く、関節の軟骨が磨り減ったり、半月板が部分的に切れて、関節の間に挟まった結果、関節が変形します。変形性膝関節症は、何年もかけて徐々に症状が進行するのが特徴です。先ず、膝の違和感やこわばりを感じ、痛みを伴うようになります。さらに進みますと、膝に水が溜まったり、関節が変形し、歩行が辛くなり、日常生活にも支障が出てきます。
4.変形性膝関節症になりやすいのはどんな方?
●中高年者
●膝の筋肉が弱い女性
●肥満の方
●О脚の方
●若い頃、激しいスポーツを続けていた方
5.真心堂療術院の膝の施術法
先ず、「施術の流れ」に則り「検査・施術前のバランスチェック」において、どのような動きの時に痛みが出るのか、膝の可動域、膝のねじれ、膝蓋骨(さら)の動き、筋肉の硬さなどチェックし、通常通りの全身治療を行います。膝関節の疾患は、膝だけの問題ではなく、骨盤のズレや足首の関節や可動域なども、関わってきますので、痛みのある部位の周辺を中心に施術し、膝の関節の強化のストレッチなどを取り入れて治療します。
6.膝関節を強化するストレッチ
●セッティング法
両膝の下に2つ折りにしたタオルを置きます。ゆっくり膝を伸ばす気持ちで、足首に力を入れず、太腿を10秒間収縮させます。(30回を3セット以上)
●足上げ法
仰向けに寝て膝を伸ばしたまま、片足ずつ床から30~40度の角度に持ち上げて10秒静止します。(20~50回)ただし、膝が伸び切らない方は効果が見込めません。
●椅子に座ってのストレッチ
片側の足をピンと伸ばし、太腿を収縮させながら10秒静止させます。(交互に両足、20~50回)




【ストレス】(自律神経失調症は下記を参照してください)

何となくだるい、よく眠れない、食欲がない、これらの症状を単なる疲れや夏バテなどと決めてはいませんか?
経済不況や雇用不安、複雑化する人間関係など、現代人は常に様々なストレスにさらされ続けています。自分では気づかないうち意外なほどストレスが溜まっていて、心や体が不調を訴えていることに気付かないこともあるのです。ストレスを克服し、心と身体の健康を保つためにも、自分の心身のストレス状態を見直してみましょう。
過度なストレスは、人にやる気を起こさせたり、心身を強くするためにも必要なものです。しかし、過度なストレスに長期間さらされ続けますと、人は耐えきれずに心身のバランスを崩し、うつ病、心身症、神経症などと言った病気を引き起こすことにもなります。現代は、誰にとっても心の病気は他人事ではありません。
ストレスの予防には、まず自分がどのようなストレスが掛かっているのか、その程度を認識するすることが大切です。ストレスは悪者扱いされていますが、付き合い方次第では善にもなります。『ストレスは悪いもの』という考えが一般化されていますが、高等動物の人間にとって、特にストレスなしに生活することは不可能ですし、うまく適応すれば活力ある生活を送るための糧、いわば人生のスパイスとなります。例えば、スポーツ選手が大会で自己新記録を出すケースは、ストレスがプラスに働いたためとも言えるでしょう。
ストレスは医学的には「寒冷、外傷、病気、精神的緊張などが原因となって、体内で起こる非特異的な防御反応」のことを言います。もう少しわかりやすく言えば、「外部からの刺激に対して、それに順応しようとするための体内反応」ということになります。
人間の身体は、外部からの刺激に対し、常に一定の安定した状態を維持できるように調節されており、これを「ホメオスタシス(恒常性の維持)」と言います。
外部から刺激を受けますと、ホメオスタシスは一時的に乱れます。この時、驚きや怒り、悲しみの感情などが起こります。さらに、内分泌系、自律神経系なども反応して、乱れたホメオスタシスを元に戻そうと働きます。この一連の反応がストレスなのです。ストレスがかかっても、気分転換などでストレスを解消すれば問題ないのですが、繰り返し起こって蓄積されると、様々な病気の原因となります。
ストレスを感じますと、身体の動きは、交感神経が緊張し、全身に適応体制を指示します。
心臓や胃腸などの働きは「自律神経」によって無意識にコントロールされています。自律神経は、活性化と興奮を作り出す「交感神経」と、クールダウンさせる「副交感神経」とがあり、それぞれ逆の働きをする2つの神経の綱引きで、バランスを取っていることを先ず覚えておいてください。
ストレッサーはによる刺激はまず、自律神経の働きをコントロールする、中枢がある脳幹の「視床下部」へと送られ、交感神経を緊張させます。視床下部から「脳下垂体」へ緊急指令が出され、そこから腎臓近くにある内分泌管、「副腎髄質」へと信号が送られます。副腎皮質は「アドレナリン」というホルモンを分泌して警戒態勢を敷きます。アドレナリンは、血液の上昇や心拍数の促進、起毛、瞳孔散大などを起こします。私達が突然、恐怖に出くわしますと心臓がドキドキして逆毛が立ち、瞳を見開いたりするのは、このアドレナリンの働きによるものなのです。また、アドレナリンは、肝臓のグリコーゲンの分解を促進して、血糖値を上昇させます。また、血液中のアドレナリンは、脳や筋肉などに流れ、最終的には全身の交感神経を緊張させます。やがて、刺激の原因が取り除かれれば、戦闘態勢は解除され、交感神経の緊張も解消されます。後は消耗したエネルギーを栄養や睡眠など手補充されればよいわけですが、ストレスが長時間続いたり、解消後のエネルギー代謝が不完全な場合は、疲労、発病(自律神経失調症など)へと進展してしまうのです。
1.どういう時にストレスを感じますか?
天候や騒音、対人関係など原因は多岐に渡ります。ストレスの原因となる刺激を「ストレッサー」と呼びます。ストレッサーは、外部的な要因と内部的な要因に大別されます。
(1)外部的ストレッサー
●物理的刺激
寒さ、暑さ、火傷、けが、騒音、海底作業、電気ショックなど
●科学的刺激
酸素の欠乏、薬物や有害物質の嫌な匂いなど
●生理的刺激
害虫、寄生虫などにより、体内で産出される毒素
(2)内部的ストレッサー
●心労的刺激
対人関係や社会生活などによって生ずるひずみの蓄積。他人の言動などによる情緒的、精神的刺激。怒り、焦り、不安、恐れ、憎しみ、緊張など
●身体的刺激
転勤、徹夜マージャン、深夜の勉強、不規則な食事など生体リズムの乱れから生ずるひずみ。
通常、私達が感じるストレスは、内部ストレッサーによる「心因性ストレス」です。人間関係が存在するところは、全て心因性ストレスの原因があると言っても過言ではなく、特に、ライフサイクルの節目節目(入試や入学、入社、結婚、出産、転勤など)で、ストレスを強く感じるケースが多いようです。また、暑さや寒さ、天候なども、知らないうちにストレスの原因となっていますので、季節の変わり目や厳寒、猛暑の時期には注意が必要です。
2.ストレスが溜まると起こる病気
ストレスは下記の3段階を追って進行します。
(1)警戒反応期
ストレッサーの刺激を受けたことを、自分の生体内に知らせる時期で、交感神経は緊張状態にあります。この時期は「ショック相」と「抗ショック相」に分かれます。ショック相は、体温や血圧の低下、低血糖、筋肉の緊張減退、血液の濃縮が起こります。抗ショック相になりますと、アドレナリンが分泌され、戦闘態勢が敷かれます。頭にカッと血がのぼって血圧が上がり、動悸が起こったりします。
(2)抵抗期
ストレスに耐えながら、懸命に頑張る時期で、戦闘状態に入りますが、副腎髄質の機能などで安定した戦いができます。全身の機能が最も活動します。
(3)疲はい期
刺激が強すぎたり、長期にわたりますと頑張り切れなくなり、消耗してしまいます。抵抗力が弱まり、生体機能が衰えて病気が現れます。疲はい期に起こる主な病気は下記の通りです。
●胃潰瘍・十二指腸潰瘍
ストレスが強く長くなりますと、副交感神経が胃に作用して、胃酸やペプシンの分泌量が増大し、胃壁を傷付けます。一夜にして胃に穴が開くこともあります。
●過敏性腸症候群
慢性的な下痢や、けいれん性便秘、下痢と便秘を繰り返すなどの症状が出ます。
●虚血性心疾患
心臓を取り巻く冠状動脈に動脈硬化などが起こりますと、心筋を循環する血液が減少したり、途絶えてしまいます。狭心症、心筋梗塞など。
●自律神経失調症(詳細は下記の通り)
検査をしても異常がないのに、めまいや動悸、のぼせ、肩凝りなどが起こります。
3.ストレスを溜めやすい方のタイプは?
真面目で神経質、そして融通の利かない方に多く見られます。
一般に、ストレスへの対応に掛ける方は、下記のようなタイプです。
●生真面目
真面目で几帳面な方。頑張り屋。完全主義で融通が利かないため、適当なところで妥協できず、ストレスを背負い込んでしまう。職場や諸々の仕事でも一生懸命で、適応しようとする。
●神経質
小さなことでも気にする。短期で時間に追われている方。頑固で厳格な方は、小さなことでもすぐカッカして、その怒りがストレスになります。
●取り越し苦労が多い
いつも心が不安な状態にあるため、心が休まる暇がありません。周囲に対してひどく気を配る方です。自身を欠乏した劣等感型の方もこのタイプです。
●意欲的、精力的
競争心が人一倍旺盛で精力的な方。社会から認められたい欲求が強い方は、思い通りにならなかった時の精神的な打算も大きいです。

※これらの方は、自分でストレスを作り出していることも多々あります。ご自分の性格を客観的にチェックし、思い当たる方は、日常的に性格をご自分で管理することが重要です。
4.どのようにするばストレスをコントロールできるのですか?    
※今のストレスレベルを判断し、程度に応じて対応することです。
自分にとって最適なストレス水準を知ることが大切です。そのためには、先ずは自分の長所、短所をよく認識し、自分の目標を常に把握しておくことです。その上で、自分の力で達成が可能な目標を設定すれば、能力の過信によるストレスを予防することはできます。
5.日常生活の中でストレスを癒すコツは?
●気分転換を図る
深呼吸をしたり、散歩、趣味、旅行、温泉、運動、ショッピングなどを楽しむこと。
●おしゃべりをする
友達と本音のおしゃべりや愚痴は、嫌なことを忘れるのに最適です。
●早起きをする
出勤までに、行事までに時間があれば、心身に余裕ができます。
●夜更かしはしない
ストレス耐性を作る副腎皮質ホルモンは、朝多く分泌され、深夜は量も少ないので、遅くとも夜11時には寝ることです。
●ぬるいお風呂にゆっくり入る
入浴は血行をよくし、体内に溜まった乳酸を減少させます。
●生活環境を整える
騒音や暑さ、寒さ、風通しが悪いなどの環境によっても、悪化するので注意が必要です。
6.ストレスと栄養素との関係
私達は栄養を補給することで、生体のリズムを保持しています。生体リズムを乱すストレスに打ち勝ち、生体リズムを回復させるためは、栄養バランスの取れた食生活を送ることが大切です。ストレス解消に役立つ栄養素としては、先ず、タンパク質があげられます。ストレス時にタンパク質が補給されますと、ストレスが緩和されるということが動物実験でも明らかにされています。魚、卵、牛乳、大豆など良質のタンパク質がお勧めです。よくカルシウムが不足しますとイライラすると言われますが、ストレスが加わりますと体内のカルシウムの消費量が増して、精神の不安定が続いてしまいます。インスタント食品や偏った食事はカルシウム不足を招くので注意してください。ビタミンB1は糖分が分解してエネルギー源を作る時に働き、老廃物として乳酸(肩凝りや疲労の原因となる疲労物質)が作られます。ビタミンB1があれば、乳酸は糖質代謝に再度組み込まれて利用されます。また、自律神経を安定させる栄養素としては、ビタミンC、E、ビタミンB群の1つであるパントテン酸などがあります。朝食を抜くと仕事や勉強に集中できなくなり、無意識のうちにストレスが溜まってしまいます。最近は家族が揃って食事をすることは難しいようですが、夕食くらいは家族全員で楽しく食べるようにしましょう。

真心堂療術院は、院長の経験を元に、この精神的なストレス面でのケアには、特に神経を使って施療をしております。心の面では、医療面接(問診)・カウンセリングを最重点化し、お客さまが今抱えているお問題などを詳しく聞き取り、院長自身の経験も踏まえ、お客さまお一人お一人に応じて対応しています。身体の面では、この精神的な問題になりますと、特に首の凝り、肩の凝り、背中の凝り等の筋肉の緊張が見られます。依って、その凝りを軽減する施術を行います。また、血流の流れも悪くなりますので、脳脊髄液の流れがスムーズにいくように、BRM療法を用い頭蓋矯正も交えて施術を実施しております。
【自律神経失調症】(詳しくは、後記「体の不調の大敵とは」の「自律神経の基礎知識」をご一読ください)

私達は、自分の意思とは関係なく、身体のあらゆる機能をコントロールして生命を維持しています。血管や内臓の動きを自分で調整することはできませんが、無意識にそれらをコントロールする神経が備わっているのです。生命の維持に関わるあらゆる器官の働きをコントロールする神経、それが自律神経です。
何らかの原因で、この自律神経の働きが乱れますと、身体に様々な変調を来します。頭痛や肩凝り、動悸や不眠などの不快な症状があるのに、病院で検査をしてもどこにも異常がない。そんな経験を持つ方は意外と多いのではないでしょうか。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。交感神経は、心と身体を活動的にする働きをしていて、主に昼間働く神経です。一方、副交感神経は、心身を休息させる働きをする、主に夜働く神経です。交感神経が身体の機能のスイッチを『オン』の状態にし、副交感神経が『オフ』の状態にしているとも言えるでしょう。この2つの神経のバランスが崩れた状態が「自律神経失調症」です。
自律神経失調症の症状が現れても、すぐに治ってしまう方もいます。しかし、最初は軽い症状でも、それがどんどん酷くなり、日常生活に支障を来す方も少なくありません。自律神経はあらゆる器官を支配していますから、その働きが乱れますと、全身の機能に悪影響を及ぼしますし、様々な症状が現れるのです。ちょっとした身体の変調も自律神経が乱れているサインかも知れません。また、自律神経失調症と最も間違えやすい病気が「仮面うつ病」です。仮面うつ病は、うつ病の一種で、不眠や食欲不振、倦怠感などの症状が前面に出て、精神的な症状が隠れているため、自律神経失調症と間違われます。
1.自律神経失調症とは
ストレスや生活習慣などが原因となって、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることによって、身体や精神面に様々な症状が現れます。これを自律神経疾患、または自律神経障害、あるいは自律神経失調症と呼びます。
2.自律神経失調症の症状
(1)身体面
酷い肩凝り、手足の冷え、顔のほてり、微熱が続く、不眠、扁桃痛、便秘、下痢、食欲不振、耳鳴り、手足のしびれ、口の中の不快感、喉の不快感、喉の違和感、動悸、息切れ、息苦しさ、残尿感、頻尿、ふらつき、めまい、頭痛、疲れやすい、疲れが取れない、だるい、不整脈、パニック障害、過呼吸、狭心症、吐き気、うつ症状、過敏性大腸症候群 など
(2)精神面
気分が落ち込む、イライラ、やる気が出ない、焦燥感、不安感、憂うつ感、集中力や記憶力の低下、好奇心がなくなる、無気力がなくなる、笑顔がない など
※病院の検査では、異常が見つからないために、身体や心に症状が現れます。症状の現れ方は、千差万別、個人差が大きいのが特徴です。
3.自律神経失調症になりやすい体質
・子供の頃から虚弱体質だった    ・乳幼児によく夜泣きをした
・子供に頃、よく乗り物酔いをした  ・いくら食べても太らない
・下痢をしやすい          ・便秘をしやすい
・冷え症              ・血圧な低い
・月経異常がある          ・アレルギー体質    など
4.自律神経失調症になりやすい性格
・ついクヨクヨと考えてしまう    ・些細なことが気になる
・気持ちの切り替えができない    ・権威に弱い
・周囲の目や、周りからの評価が気になる
・人に依存しがち、いつも人に頼ってしまう(依頼心が強い)
5.自律神経失調症の4タイプ
(1)本能性自律神経失調症 
生まれつき、自律神経が安定しにくい体質の方がいらっしゃいますが、そのような体質の持ち主に現れます。めまいやだるさ、肩凝り、疲れやすいなどの症状を常に感じる方が多いです。まだ、長年の虚弱体質や低血圧を訴える方もおります。
(2)心身症型自律神経失調症(一番多いタイプです)
日常生活での心身のストレスが原因で発症します。自律神経失調症の約半数は、この心身症型自律神経失調症が占めます。症状としては、過呼吸や動悸、イライラ、落ち込みやすくなるなど、心理面と身体面に異常が生じます。心身症型自律神経失調症になりやすい方の特徴は、過労や睡眠不足、周りの人に気を使い過ぎて疲れてしまう。本来の自分を抑え込んでいる。などの方に発症しやすいようです。
(3)神経症型自律神経失調症
不安、恐怖感、精神不安定などの心理的要因が引き金となり、自律神経のバランスが乱れた状態です。几帳面な方や、些細なことが気になる方が罹りやすいようです。
(4)抑うつ型自律神経失調症
心身のストレスが続き、うつ状態となり、さらに自律神経失調症をしたケースを指します。疲労感、倦怠感、食欲不振、不眠などが主な症状です。また、頭痛や腹痛などの身体的症状が特徴的に現れ、逆にうつ症状が現れない「仮面うつ病」が発症する場合もあります。

真心堂療術院は、前記「ストレス」同様、院長の経験を元に、この精神的なストレス面でのケアには、特に神経を使って施療をしております。心の面では、医療面接(問診)・カウンセリングを最重点化し、お客さまが今抱えているお問題などを詳しく聞き取り、院長自身の経験も踏まえ、お客さまお一人お一人に応じて対応しています。身体の面では、この精神的な問題になりますと、特に首の凝り、肩の凝り、背中の凝り等の筋肉の緊張が見られます。依って、その凝りを軽減する施術を行います。また、血流の流れも悪くなりますので、脳脊髄液の流れがスムーズにいくように、BRM療法を用い頭蓋矯正も交えて施術を実施しております。
【顎関節痛】【顔の歪み】

人間のフェイスラインを作るのは眉、鼻、唇です。それぞれは骨に直接はついていませんが、その位置を決定づけるのは、顔面構成骨です。下唇は下顎骨に、上唇は上顎骨によって位置が決まります。
顔の歪みの中でも、最も多くみられるのは、唇のラインの歪みです。顎関節症のように下顎骨の歪みがあれば、下唇が歪みます。
顔の歪みは、特に女性にとって重要な悩みですが、化粧をする時に矯正を加えれば、大きく改善します。顔の歪みを改善する方法は、顎関節矯正とほぼ同じです。


<施術法>
●顎のズレを正しい位置に戻します
先ず、タイミングテストを行います。
外耳道の直前にある顎関節(頬骨)に人差指と中指の指先を軽く添えます。
そしてお客さまにゆっくり口を開閉していただきます。
左右の顎関節の始動のタイミングを比較しますと、大半の方はタイミングにずれがあります。

1.椅子に深く座り、背筋を楽に伸ばしていただきます。
2.頭頂骨を矯正します。
顎関節に関与する側頭骨を矯正する準備として、頭頂骨に両手を添えます。頭皮のゆるみを中央に寄せる気持ちで保持します。皮膚は押さえつけません。
3.側頭骨を矯正します。
両手の人差指と中指を、耳のすぐ上の側頭骨に添えます。タイミングテストで始動の遅かった側の側頭骨を上方に誘導する気持ちで保持します。皮膚のゆるみを取る感覚で行います。
4.2と3を2,3回繰り返します。終了後、再度タイミングテストを行い確認します。
注:顎関節は、敏感な神経支配を受けていますので、1度に矯正しようとせず、、数日間繰り返し行います。
※顎関節症は、ストレスによる発症が多く見受けられます。
【肘痛】【腱鞘炎】【手根管症候群】【バネ指(弾発指)】

●橈骨(とうこつ)は上肢帯機能の中枢骨
髪をとかす、ヒモを結ぶ、ペンを持つ、ハサミを使うなどの日常の動作は、多くの関節が連動して行われています。その中でも主役を張っているのが「橈骨」です。
橈骨は、腕の親指側にある長い骨で、その先端にある2つの凹部には舟状骨と月状骨が収まり、根関節を構成しています。ペンを持って字を書く時には、橈骨が回転して手根関節は裏返しになりますので、手根管と腱鞘の位置が逆転します。位置が逆転しても手根管内では、指を曲げる筋肉と腱が、また、腱鞘の中では、指を伸ばす筋肉と腱が正常に動かなければなりません。
橈骨には、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が付着し、肩を結んでいます。橈骨が変位しますと、肩関節に入る上腕二頭筋腱がズレ、四十肩・五十肩の痛みが起こります。その痛みは肩に出ますが、原因は肩ではなく、橈骨にあります。痛みがありますと、ついその部分を治したくなりますが、原因はそこではありません。ですから、痛みがなかなか治らないのは、本当の原因が治されていないからなのです。
つまり、バネ指(弾発指)、手根管症候群、腱鞘炎などの原因は、橈骨のズレにあります。そのため、同じ施術が多くなるのです。
まず初めに、肘の関節は、上腕骨の先端、橈骨(とうこつ)、尺骨の3つの骨で構成されています。
これら3つの骨のうち、唯一橈骨は複雑な動きをします(「橈(とう)」は「たわむ」という意味です)。
箸やペンを持つ時、手の平は下(机面)を向きますが、この時、橈骨が回転して、尺骨をまたぐようにかぶさります。手の全ての動作に対し、橈骨は常に複雑な動きをします。そのため、ズレを起こしやすいのです。
橈骨のズレは、肘痛、腱鞘炎、バネ指(弾発指)を始め、肩凝り、四十肩・五十肩、テニス肘などに共通する最も大きな原因になります。

<施術法>

【肘痛、腱鞘炎、手根管症候群、バネ指(弾発指)の改善】
●仰臥位(あおむけ)に寝てもらうか、または座位(ざい)椅子に座っていただきます。

[基本の矯正]
施術を受ける方は、痛い方の手の平を上にします。施術者は、左手で肘を裏側から支え、右手親指を橈骨頭から指1本くらい下に添え、頭方へ誘導する気持ちで約15秒保持します。左手が痛い場合は、その逆になります。

1.ひじ痛改善
●痛い方の手の平を上にし、まず基本矯正を行います。
●裏側に回った右手の人差指の付け根で、橈骨を前面(天井側)に押し上げる意識で、約15秒保持します。
左手の場合は、その逆になります。
2.腱鞘炎、手根管症候群改善
腱鞘炎や手根管症候群は、手根管の底側を構成する手根骨(舟状骨、月状骨)がズレることによって起こります。
●痛い方の手の平を上にし、まず基本矯正3~4回繰り返し行います。
3.バネ指(弾発指)改善(親指の場合)
●施術を受ける方は、痛い方の手の平を上にします。施術者は、右手で肘を確保し、左手の親指を、施術を受ける方の右手親指の付け根に添えます。左手の親指が痛い場合は、その逆です。
●親指の付け根の骨(大菱形骨)がズレて飛び出していますので、ズレている方向に応じて処置します。
・天井方向にズレていた場合
施術者は、左手の親指を上方向から添えて、骨を押し戻す気持ちで誘導します。力は入れずに保持します。
・横側外方向にズレていた場合
施術者は、左手の親指を外側に添えます。そして内側に押し戻す気持ちで誘導します。力は入れずに保持します。
※バネ指(弾発指)の親指の場合は、オシボリ、雑巾、タオルなどを絞るなどの職業など、女性に多く見受けられます。また、理・美容、植木職人などハサミを使用する時間が長い場合、中指のバネ指も見受けられますので、長時間扱う場合は注意してください。
【足首の捻挫】

足首の捻挫は、誰しもが経験してもおかしくない症状の一つで、高齢者が介護を必要としてしまう大きな要因の一つになっています。
歩いたり、走ったりしている時に足首をひねりますと、その瞬間、ほぼ全体重が足首を斜めにつき抜けます。そうしますと、足首を構成する7個の骨(距骨・踵骨・舟状骨・内側楔(けつ)状骨・中間楔状骨・外側楔状骨・立方骨)の骨と外果(そとくるぶし)にズレが生じます。これが「捻挫」です。
捻挫をしますと、その強い衝撃によって、腓骨が下がります。そうしますと、足首の軸となる距骨もズレるため、足首の回転軸が正常でなくなります。時間が経過しますと、捻挫直後の痛みや腫れは治まります。しかし、骨のズレ、関節のズレは残ったままです。捻挫が骨折よりも怖いのは、このためです。骨のズレが治っていないために、捻挫を繰り返すことになります。因みに、下腿軸変位は捻挫から始まります。捻挫を繰り返さないためには、適切な処置で骨の変位を改善することが大切です。

<施術法>
右足の場合と左足の場合では、施術者の手は逆になります。

※腓骨を正常に戻すことが基本となります。

[左足の場合]
●施術を受ける方は、仰向けになり、足を伸ばします。
●施術者は、右手を施術を受ける方の膝裏に、左手親指と人差指の付け根を膝の外側にある突起を挟むように添えます。
●その骨頭を頭の方へ誘導する気持ちで2~3分保持します。
●次に、施術者は、左手の親指と人差指で、足首外側の踵(かかと)と踝(くるぶし)の下側を挟むようにし、親指側の足首に右手を添えます。
●左手の親指と人差指で、踝の周囲の皮膚を、頭方に移動させ、約15秒保持します。


療術Q&A

「療術」と問われて、一言で答えるのには躊躇を感じています。
おそらく、法律的に定義しようとすれば、法学者でも四苦八苦するのに違いありません。
しかし、定義するのがいかに難しかろうとも、療術が数百、数千の民間実践家達の活動の総称に過ぎないという批判は当たっておりません。
個々バラバラに行われている民間療法を一括りにして、療術と称していると考えている人がいれば、その人の認識が足りないというほかはありません。
人々の健康に対する憧れ、病を治したい、癒したいという強い願いに応えるために、古来から多くの思想や技術が発達してきましたが、この思想・技術の大海の中で、療術は西洋医学と並んで一つの立派な塊をなしているのです。
療術を実践する療術師は市井の人です。
西洋医学のように大学という研究機関を持ち、研究に専念する人々を持ってこなかった。
このため、多くの治療実績を上げ、国民の信頼を得ながらも、それを理論化し、体系化する作業は後回しにされ続けてきました。
療術を実践する人々は、臨床の場にあって様々な工夫を重ねるとともに、各地で独自に理論構築の営みを続けてきました。
このような中にあって、全国療術師協会の行ってきた研修や認定事業の実績の上に、昭和63年、全国療術研究財団の設立が藤本孝雄厚生大臣(現全国療術師協会会長)によって認可され、現在に至っています。
しかし、西洋医学が未完成の学問であるのと同様、療術もまたまだまだ発展途上の体系であります。
そこで、下記の「療術Q&A」を是非ご一読ください。





Q1.半健康にとはどういうことでしょうか? A1.「病気とは、人間の身体が不具合になったこと」です。しかし、ほとんどの人が、多かれ少なかれ「調子の悪い所」抱えています。つまり、皆さん少しずつ病気を抱えて生きているのです。赤痢に罹った人は入院して抗生物質を大量に投与して完全に治癒するかも知れません。しかし、高血圧と言った生活習慣病は、ほとんど完全に治癒するということはありません。腰痛や肩凝りでお医者さんに行った方は、「年ですから(治療法はありません)」と医師から言われてショックを受けた事でしょう。このように、病気と同居しながら人生を生きている人達を「半健康人」と言います。
Q2.療術と西洋医学とどこが違うのでしょうか? A2.西洋医学は17世紀に「病気」という概念を打ち立てました。「病気」の考え方は、様々な症状を一まとめにして「○○病」と名付けることから始まります。そして、これらの症状の原因となっている臓器を見つけ、原因を除去しようとします。つまり、患者さんという「人間」を捉えるのではなく、臓器レベル(時に遺伝子レベル)で異常を把握し、異常を除去しようとするのが西洋医学です。この手法は、「病気」を除去するのには、大変有効な手法でしたし、その結果、西洋医学が世界制覇を遂げることにもなりました。しかし、「原因」が見つからないような場合には、治療が困難です。これに対し、療術は患者さんを全人的に理解しようとします。つまり、原因は何であれ、苦しんでいる患者さんを少しでも楽にしてあげるというのが、療術の目的となります。
高齢社会の到来とともに、腰痛・肩凝りといった、原因のはっきりしない「不定愁訴」が増加していますが、療術はこのような患者さんに有効に対処していくことができるのです。つまり、西洋医学と療術は、利用の仕方が異なっており、それぞれ得意分野があると言えるでしょう。
Q3.療術にはどのような施術法があるのでしょうか? A3.「施術案内」項目の「施術種目」の繰り返しになりますが、療術には、大きく分けますと、手技療法、電気療法、温熱刺激療法、光線療法の4種目があります。
手技療法は、主に手指を使って、身体を揉んだり叩いたりさすったりする療法で、療術の他にあんま、マッサージ、指圧などがあります。療術として行われる手技療法は、カイロプラクティックや整体術があります。
カイロプラクティックとは、人体の脊柱のひずみが原因の末梢神経や自律神経の障害を、脊椎に物理的な刺激を与えることによって、修正しようとするものです。即ち、あんま・マッサージ・指圧などは、皮膚や筋肉などを刺激することで、施術効果をあげようとするものですが、カイロプラクティックなどは、主として脊椎や骨格などを矯正することによって神経系の機能を正すもので、施術の体系が異なることになります。
電気療法は、麻痺や疼痛などを施術するため、電位変化による刺激を与えることで、細胞特に神経細胞に好影響を与えようとするものです。なお、鎮痛効果が大きいだけでなく、疲労回復の効果もかなり見込めます。
温熱刺激療法は、皮膚に刺激を与えることで、自然治癒力を高めることを狙ったものです。直接療法として、病変部に温熱・刺激を与えることにより、患部の血液循環を改善し、うっ血を取り、痛みを緩和することができます。関節療法としては、患部以外の臓器などに中枢神経系などの反射を引き起こし、施術効果をあげることが期待されます。鍼・灸も温熱刺激療法ですが、療術は鍼や灸より穏やかな刺激を与える施術法と言えるでしょう。
光線療法は、紫外線や可視光線、赤外線を放射し、鎮痛、消炎、解毒作用を期待したり、皮膚の抵抗力を強めたりするものです。なお、これらの光線は、太陽光線に含まれているものであり、光線療法になじむまでは疲労感が出ることがありますが、大きな副作用の心配はありません。

因みに、光線療法は痔など患部に直接照射する技法であり、他のお客さまとの区別のため個室の使用、多数の機器の使用などの関係で、当院は光線療法はお取り扱いしておりません。


不定愁訴とカイロプラクティック治療

「どこの病院へ行っても異常がない」と言われる。しかし、「身体検査じゃ、特に病気の部分ないけど、何となく不健康な気がする」
このように思っている方は、案外多いのではないでしょうか?
このような方には、「疲れやすい、不眠、むくみ、便秘、風邪をひきやすい、憂鬱、だるい、吐き気がする」などの自覚症状を持っている人が多い傾向です。
こういった原因がよく分からない複数の症状を「不定愁訴」と言います。
色々なことを考えることができる、高等動物である人間だからこそ、このような傾向にあることは否めません。
そこで、不定愁訴とカイロプラクティックの治療法について記述してみたいと思います。
興味のある方は、是非参考にしてご自分のお身体と見比べてください。

不定愁訴は病気予備軍 「生活習慣病」という言葉をご存知の方が多いと思います。
これは、「日々の積み重ねで起こる病気」という意味で、以前は成人病(1990年後半まで)と言われた疾患群です。糖尿病、悪性新生物(がん)、高血圧、動脈硬化などの病気を含みます。では何故、わざわざ生活習慣病という名前に変えたのでしょうか? 一つは、若年者にもこれらの疾患が増加してきたということです。
もう一つは、いきなり成人になって発症する病気ではなく、日々の不健康の積み重ねで起こる病気であることを認識するためです。不定愁訴は、いわば生活習慣病になる前段階だということです。この先、徐々に蓄積した不健康が、ある日突然病気として現れてくるのです。例えば、たった100円の貯金でも、毎日貯金をしていたら、30年後には100万円を超してしまうのと同じことですね。
不定愁訴の原因は、自律神経の乱れ では、この不定愁訴の原因は、何なんでしょうか? 一つの原因として、これまで何回も記述して参りましたが、自律神経の乱れがあります。自律神経は、身体の臓器を調節している神経です。多くの内臓の働きは、自律神経によって調整されています。つまり、自律神経の働きが乱れますと、内臓器の働きは乱れ、全身の活性が低下してしまいます。いわゆる自然治癒力の低下が起こるのです。
自律神経が乱れる原因の一つ、身体の歪み では何故、自律神経は乱れるのでしょうか? これは、「生活習慣、生活環境、食生活、ストレス」など多様な原因が考えられますが、カイロプラクティックの考え方では、身体の歪みを一つの原因として捉えています。全ての自律神経は、頭、背骨、骨盤から全身に広がっています。身体の歪みの多くの場合は、この自律神経の働きを障害してしまいます。また、普段の悪い姿勢も不定愁訴の原因の一つに挙げられます。悪い姿勢になりますと、身体の基本的機能(循環・呼吸等)が低下してしまいます。これが長期的に続いてしまいますと、不定愁訴につながってくると考えられます。
現代生活に必要な身体のメンテナンスという発想 何回も述べてきましたが、自律神経の乱れ、生活習慣、悪い食生活、ストレスなどです。しかし、多かれ少なかれ、こう言った『不健康な要素』を現代社会で避けることは困難です。では、避けることができないのならば、『不健康な要素』が蓄積して病気にならないようにすることが重要になってきます。そのためには、定期的な「身体のメンテナンス」をしていく必要があります。現代社会において「身体のメンテナンス」は、健康に生きるための必要条件かも知れません。車と同様、身体も定期的なメンテナンスを必要としている時代なのです。
具体的なカイロプラクティックの治療法 不定愁訴のカイロプラクティックの治療法は、当真心堂療術院が行っている、全身的な治療法が主になります。一見関係ない所を治療しているように思われるかも知れませんが、自律神経の問題は、全身的アプローチが重要になってくるのです。
では、具体的な治療回数は? 最初の段階では、個人差はありますが、週1回から2回の治療を6回程度行います。ある身体の歪みが整ったところで、「身体のメンテナンス」に移行していきます。つまり、月に1度から2度、定期的に治療していくのです。こうすることで、日々の生活習慣、生活環境、悪い食生活、ストレスなどによる自律神経の乱れを改善し、健康を維持することができるのです。継続は力なりです。是非ご自分の大切なお身体のために、実践してみてはいかがでしょうか。

簡単な身体兆候チェック

あなたの症状はどれに当たりますか?

〇寝たりない感じ ⇒ 疲労蓄積中
〇夕方に症状悪化 ⇒ 炎症進行中
〇起床時の不調  ⇒ 血行不良
〇眠い、だるい  ⇒ 脳の酸欠
〇冷え、のぼせ  ⇒ ホルモンのバランス悪化
〇目渋、肩凝り  ⇒ ストレス

現在は、何かとストレスが溜まる時代です。
身体の疲れも半端じゃありません!!

『もうダメ』と思う前に、全身のケアをして、元気を回復させましょう。

各臓器との関係筋肉

【療術研究資料】

臓器 関係筋肉
腎臓
腰筋
小腸 大腿四頭筋
副腎
縫工筋
薄筋
肝臓 大胸筋
胸肋部
直腸
後大腿筋
盲腸 腰方形筋
大殿筋
大腸(結腸) 大腿筋膜張筋
生殖器 中殿筋
梨状筋
性、更年期 内転筋
副鼻腔 頸椎屈曲筋
頸椎屈伸筋
頸椎伸展筋
心臓 肩甲下筋
三角筋
前鋸筋
烏口腕筋
大胸筋(鎖骨部)
膵臓 広背筋
十二指腸 腹筋
脾臓 中部僧帽筋

頚肩腕症候群

あなたは、肩凝り、首の痛み、手・指の痛み・しびれ、頭痛などで苦しんでいませんか?

『最近肩凝りや頭痛が酷く、指がしびれて辛い』
こんな悩みの若い女性が増えています。
色々な症候群がありますが、このようなお悩みのあなたは「頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」と呼ばれ、最近話題に上ることが多くなっています。
本項目は、「頚肩腕諸侯群」とは何か。
また、その予防策について記述して参ります。

「頚肩腕症候群」って何?
「頚肩腕諸侯群」とは、首・肩・腕にかけての凝りや痛み、しびれなどの症状を総称してこのように呼びます。30年前なら、肩凝り、腕の痛みと言えば、肉体労働者や中高年特有の症状でしたが、最近は男女年齢の区別なく、特に若い女性にもこのようなお悩みが蔓延しています。
若い女性の多くは、パソコンを使う作業が原因と考えられます。パソコンに向かい、キーボードを操作することが多くなり、このような症状につながっているようです。「頚肩腕症候群」は、パソコンに限らず、手や腕を酷使する職業や趣味を持つ方に多く見られ、自覚症状には、下記のようなものがあります。
主な自覚症状 〇重い肩こり  
〇首・背中の筋肉の痛み  
〇肩甲骨周辺の凝り、こわばり  
〇肩・腕・指の連鎖的な鈍い痛み
〇手や指のしびれ
〇腕、手の脱力感
〇腕や手の冷感
〇頭痛、めまい、眼精疲労

このような自覚症状から病院を受診しますと、西洋医学的には「首の椎間板ヘルニア」「腱鞘炎」「胸郭出口症候群」などの病名で分類され、その部位に原因があると考えられますが、疾患名がつかないその他のものは、原因が特定できない「頚肩腕症候群」として呼ばれるわけです。
しかし、東洋医学的には、身体全体の機能として疾患を癒すわけですから、局部的な痛み、損傷部位を原因とは見ず「結果」と考えます。どうしてそのような結果が出ているのかを診て、治療の方向性を考えるわけです。
もちろん、『痛み止めで鎮痛する』『損傷部分を外科的に修復する』ということは、応急的には必要な場合が確かにあります。
しかし、多くの場合、真の原因を改善しない限り、何らかの痛みを伴う結果がまた出てきます。真の原因を正さなければ、症状は悪化し、精神的にも影響を受け、日常的にも支障を来すようになります。
療術治療と予防策 「頚肩腕症候群」に関して、療術治療では、様々なアプローチで痛みの緩和、根本治療を行っています。西洋医学的には、原因が特定できないという「頚肩腕症候群」のような、痛みやしびれの治療は、「療術」の最も得意とするところです。神経を圧迫している筋肉の緊張をほぐし、炎症を除去するとともに神経根の圧迫を減らし、痛みやしびれの解消とその緩和を行います。
また、慢性的な症状を改善するための温熱療法や生活指導、急性の痛みを出さないための予防法をアドバイスしています。本項目では、そのような中から誰でも簡単にできる予防策をご紹介します。
「頚肩腕症候群」の予報策 頸椎は、微妙なバランスで重い「頭」を支え、脊髄を保護し、腕を上方へ吊り上げています。しかし、姿勢が悪いと効率よく頭を支えたり、腕を吊り上げることができません。そのため、長時間悪い姿勢をしていますと、首・肩・腕に負担が生じ、色々な症状が現れます。
ですから、「姿勢」の改善も最も重要となります。椅子に浅く腰掛けながら、長時間ゲームに興じている若者などをよく見かけますが、最悪としか言いようがありません。
まさか職場でこんな格好でパソコンでの作業をやっていないと思いますが、それでもパソコンによる作業を長時間続けるというのは、かなり負担の掛かることになります。特に、普段運動不足になっている方は、筋力も弱く、症状が顕著に現れます。
椅子の高さは適切でしょうか? 机の下に荷物などがあって、不自然なスタイルでキーボードを打ってはいませんか? ブラインドタッチができずにキーボードを見ながら打っていませんか?
パソコンの作業に限らず、同じ姿勢で作業を長時間続ける方や、腕を酷使する職業や趣味を持つ方は、下記のような点に留意してください。

〇気付いたら、その度ごとに肩甲骨周りの筋肉をほぐします。
〇肩から腕にかけての筋力をアップさせます。
〇1日の中でリラックスできる時間を作ります。
〇飲食・嗜好品・睡眠時間など自己管理を行います。

これらに気を付ければ「頚肩腕症候群」に限らず、あらゆる病気の予防ができます。明るく健康な毎日のために、ほんの少しの努力を心掛けましょう。
椅子に座ったままで「1分間」エクササイズ 上記に、『気付いたら、その度ごとに肩甲骨周りの筋肉をほぐす』と記述しましたが、椅子に座ったままで1分間もあれば「頚肩腕症候群」予防に十分な運動が可能です。
〇片腕をしっかり伸ばして、伸ばさない方の手で、伸ばした方の指を手前に引っ張り、腕の筋肉を伸ばします。同じく手を下に向け、反対の手でその甲を手前に引っ張ることで、腕の筋肉を伸ばします。
〇親指と中指で手首に引っ掛け、そこを支点にしてもう一方の手首を内側に曲げます。
〇親指以外の指でもう一方の手の平を押さえ、親指でもう一方の小指側の甲を押して手首をねじります。
以上、もう片方の腕、手首も同じように伸ばします。
〇その他、手を強く握って、パッと開く(何度も繰り返します)。
〇腕から指先まで強く振ります(血液が指先までしっかり届くように振ります)。
〇肩を上げたり下げたり、グルグル回して、肩甲骨周りの筋肉、腕の筋肉を伸ばします。
〇首を大きくグルっと回します。反対側にも回します。
上記により、1分間程度で十分な「頚肩腕症候群」の予防運動になります。

「冷え性」から「冷え症」

生活改善でポカポカ・ライフ

『私は冷え性だから‥』というように、以前は身体の特徴のように言っていました。
しかし、最近では病気の一つとして認識され「冷え症」というように使われています。
それ程に『身体の冷え』で悩んだり、苦しんだりしている方が多くなっているのが現状です。
昔から、「冷え」と言えば更年期の女性の悩みだったのですが、最近は若い女性にも「冷え症」で悩んでいる方がとても多くなっています。

「冷え症」の変遷 昔から「冷え症」悩んでいた女性は少なくなく、月経との関係で、女性ホルモンの乱れによる更年期の特徴と考えられていました。しかし、現代の冷え症は、更年期に限らず、若い女性にもどんどん広がっています。男性でも冷えに悩む方も少なくありません。原因は色々ありますが、生活環境の変化が大きいと思われます。
例えば、食生活の変化が挙げられます。食の欧米化により、身体を冷やすような食品の過度な摂取です。輸入食品が多くなり、季節感のない食卓、偏食を勧めるようなダイエットも、その要因の一つです。さらに若い女性は、薄着になる傾向が強く、肌を露出する部分が多くなっていますので要注意です。
夏のクーラーで、体温調節を完全に狂わせてしまったという方もいます。さらに、ストレスや過度の働き過ぎから自律神経失調症になり、体温調節が正しくできなくなったことが原因という方もいます。こう考えますと、冷え症はある意味、現代病と言えるのかも知れません。
「冷え」は万病の元 身体が冷える、あるいは身体を冷やす、低体温、いずれも病気の原因と言えます。なぜかと言えば、身体が冷えているということは、身体の自己防衛力の低下を意味しているのです。身体の中に合って、身体を守ってくれる防衛体制を「免疫システム」と呼び、ウイルスのような外敵をやっつけたり、身体の中に発生する病気の原因を取り除いてくれるシステムが身体の中にあります。この免疫システムという自己防衛力は、体温の低下と共に能力が落ちてしまうのです。
免疫システムが弱くなりますと、風邪もひきやすくなりますし、最終的にはがんも引き起こしやすくなります。そこまで至らなくても、一度冷え症にになりますと、他の病気を誘発することにもなり、悪循環を繰り返すので十分注意する必要があります。トイレが近くなり我慢をして、膀胱炎になる。あるいは、便秘や下痢などにもつながります。そして、腰痛、頭痛などの痛みにも移行することも考えられますし、喘息やアトピーを誘発することもあります。
「冷え症」と血流の関係 私達の身体は、血液が循環することで体温を一定に保つ機能が備わっています。血流が悪くなるとエネルギーを運べなくなるので、身体が冷えてしまうのです。毛細血管までエネルギーが行き渡らなくなりますと、手足の不快な冷たさになってしまいます。手足の冷えの不快感は、体験した人でなければ分からないものです。
心臓の疾患、低血圧、動脈硬化があれば、それは医学的な処置が必要な場合があります。しかし、血液の悪い人は療術でこれを改善することは可能です。同時に食事療法にて、血液の性質をサラサラにすることでも改善されます。
女性ホルモンの乱れからくる冷え症は、療術の施術により改善されされますので、是非ご相談ください。また、昔から女性特有の病気に対して漢方が色々処方されていますから、漢方に詳しい薬局で相談されるのも良いでしょう。問題は、生活習慣の悪化によって引き起こされる「冷え症」です。これは、自分の生活を振り返って改善するしかありません。悪循環を断ち切るためには、日常生活を改め、根本的解決をしましょう。
生活習慣(食べ物) 冷え症で悩んでいる方なら、どこかで「冷え症と食べ物」の関係を情報として目にしているはずです。この情報として触れた時は、身体を冷やす食品は控えようとしますが、時間が経ちますと忘れてしまったり、面倒になってしまうようです。過敏になり過ぎて、ストレスとなっては逆効果ですから、気にし過ぎないで、何となく注意し続けるというくらいの方がよいかも知れません。身体を冷やす食品であっても、絶対に口にしてはいけないというのではなく、食べ過ぎが問題です。特に心配なのは、ダイエットに夢中になって、生野菜や果物だけの生活になってしまったり、拒食症になることの方が問題でしょう。
生活改善(衣類と運動) 衣類に関して、特に若い方に言いたいのは、『旗の露出』は冷えの原因ということです。外気が冷たいのに無理をして薄着をしたり、露出を多くしては、冷え症になって当たり前で無理は禁物です。ふくらはぎと足首を温めるのが特に重要です。レッグウォーマーを使えば、足の不快感はかなり解消されます。
冷え症の方は、身体を動かすのが苦手という方が多いようです。適度な運動は身体の筋肉が動き、血液の流れをよくします。身体を温めるための軽運動を心掛けましょう。ほんの少し身体を動かすという程度の運動で良いので継続しましょう。爪先立ちを何度か繰り返したり、スクワットもどき(お尻をほんの少し落とす程度で良い)でも、軽い柔軟体操でも良いので、時間を見つけてやりましょう。
生活改善(心の豊かさ) 『あの人、優しくって温かいよね』こんな言葉は誰でも言いますね。実は、心の優しさが、身体の温かさにつながっているということに着目していただきたいと思います。この場合の優しさという定義は、少々難しい所ですが、総じて寛大で、懐が深いというイメージでしょうか。時には厳しく注意することもありますが、ヒステリックな物言いはしない、そのような感じです。
そのような方は、『感謝の生活』をしています。『嬉しい』『感謝』『ありがとう』このような言葉を常に使っています。文句や他人の悪口などは言わないし、当然イライラなどしていません。
自律神経は、ストレスの影響を強く受けます。ですから、ストレスをどれだけ上手に受け流せるかで、正常な自律神経の働きを維持できるかが決まってきます。上手でなければ、それが原因で冷え症になるケースを多く見ます。イライラしたり、無気力になる、息苦しくなるなどがこの境目です。
気持ちを大きく持って『ありがとう』という言葉を使っていますと、いつの間にかそのような方に近づいていきます。恥ずかしがらずに『ありがとう』という癖を付ければ、少しずつですが、「冷え症」が解消できます。だまされたと思ってやってみてください。
身体を冷やす食材
※食べ過ぎに注意しましょう!!
<野菜類>キュウリ・トマト・なす・セロリ・レタス・アスパラガス・セリ・白菜・タケノコ・大根・ピーマン・三つ葉・チンゲンサイなど
<海藻類>海苔・昆布など
<果物類>バナナ・スイカ・柿・メロン・みかん・ブドウ・梨・イチゴ・マンゴー・パパイヤ・パイナップルなど
<魚介類>牡蠣・赤貝・カニ・マグロなど
<その他>日本茶・アルコール・コーヒー・清涼飲料水など
身体を温める食材 <野菜類>ごぼう・にんじん・かぶ・かぼちゃ・じゃがいも・たまねぎ・さつまいも・にら・ねぎ・らっきょう・にんにく・とうがらしなど
<果物類>梅・りんご・ももなど
<肉類>牛肉・鶏肉・ラム肉・鴨肉など
<魚介類>アジ・イワシ・サンマ・サバ・シャケ・ウナギ・エビ・イカなど
<その他>味噌・醤油・酢・ソース・酒粕・黒砂糖・チーズ・ヨーグルト・ゴマ油・コーン油・中国茶・納豆・紅茶など

視診法

治療に当たり、私達が治療の参考事項としている「治療部位探索検査法」の一つ「視診法」について、記述しますので是非参考にご活用ください。

「人間は、悪い所をカバーする習性があります(そのため身体が変形します)」

体形を見ての判断
※身体は、具合の悪い方へ曲がるものである。
〇身体の右側に病気がある場合は、右側に曲がる傾向がある。
〇身体の左側に病気がある場合は、左側に曲がる傾向がある。
〇消化器に疾病がある場合は、前屈する傾向がある。
〇胸部に疾病がある場合は、肩が下がり背中が前屈する傾向がある。
〇右肩が下がる方は、右の骨盤が上がり右足が短い傾向があり、右側腰部、頸椎に異常がある場合が多い。
〇左肩が下がる方は、左の骨盤が上がり左足が短い傾向があり、左側腰部、頸椎に異常がある場合が多い。
〇男性は身体の左側をよく観察する。
〇女性は身体の右側をよく観察する。
顔色を見ての判断
※一般に、皮膚に光沢のある方は、病気が治りやすい傾向があります。
〇顔色が黒みがかった色の場合は、腎臓系統を注意して診る。
〇顔色が赤みがかった色の場合は、心臓・血管系を注意して診る。
〇顔色が青みがかった色の場合は、肝臓・胆嚢系を注意して診る。
〇顔色が黄色みがかった色の場合は、消化器系を注意して診る。
〇顔色が白みがかった色の場合は、気管支を注意して診る。
※化粧、日焼けをしているような場合は、手首と肘の内側の色で判断すると良い。
※アルコールを飲んで顔が赤くなる方は、食道がんになりやすいので要注意です。
目を見ての判断
〇左右の目を比較し、目の大きさが小さい方は、、細目の側の股関節が異常を起こしている場合が多い。
〇目の周囲が黒ずんでいる場合は、胃腸・生殖器・不眠・便秘・心身疲労を注意して診る。
〇絶えず瞼をパチパチする方は、強度の眼精疲労・神経衰弱気味の場合が多い。
〇瞼が充血している場合は、腰より上部に疾病がある場合が多い。
〇瞼が青く貧血している場合は、腰より下部に疾病がある場合が多い。
〇眉毛の端が徐々に抜ける場合は、甲状腺機能低下(悪化した場合‥橋本病)が考えられる。
口を見ての判断
※唇の色は、赤色かピンク色が健康である。
〇唇の周囲が荒れている場合は、消化器系に疾患がある場合が多い。
〇舌を出した時、真っすぐに出るのが正常であるが、左右いずれかに曲がる場合、曲がった側に脳血栓か脳梗塞の疾病がある場合が多い。
〇口が曲がった場合は、顔面麻痺・子宮後屈等を疑います。
〇口の正常な開け方は、手の指3本を揃え、縦に入ればOKです(入らない場合、うつ病を疑います)。
爪を見ての判断
※通常爪の半月は、全体の5分の1程度が良い。
〇爪に縦筋が多くある場合は、老化現象の場合が多い。
〇爪に横筋が出た場合は、痔疾・心労・消化器系に異常の場合が多い。
〇爪に白い斑点が多く出た場合は、身体の疲労を現します。
〇爪の全部が白濁する場合は、肝硬変を疑います。
〇爪の色は、白色→貧血、紫色→内臓の充血、黄色→内臓の鬱血、黒ずんだ色→消化器系の炎症を現します。
〇手の爪全体に茶色の縦筋が多く出た場合は、ホルモン異常の場合が多い。
〇足の第1指(親指)の爪が変形・変色している場合は、患部側の腰が悪い場合が多い。
〇足の第5指(小指)の爪が異常に伸びていていない場合は、冷え症が多い。
身体のむくみを見ての判断
※むくみが出ますと体重が急に増加します。
〇ふくらはぎ、足首のむくみ、息切れする場合は、心臓病の場合が多い。
〇膝から下のむくみ、お腹が張る場合は、肝臓病の場合が多い。
〇瞼のむくみが長く続く場合は、腎臓病の場合が多い。
〇むくみ、ほてり、肩凝りがある場合は、更年期障害の場合が多い。
〇むくみを押圧して凹まない場合は、甲状腺に異常がある場合が多い。
〇アキレス腱部位のむくみの場合は、排泄器系(腎臓)をよく診ます。
足を見ての判断 〇外反母趾の場合は、患部側の膝関節に異常の場合が多い。
〇外反母趾の場合は、消化器系に異常の場合が多い。
〇2指(人差指)と3指(中指)に変形がある場合は、消化器系に異常の場合が多い。
〇5指(小指)に変形がある場合は、冷え症、膀胱、頭痛の場合が多い。
〇足がほてる場合は、腎臓疾患の場合が多い。
〇足底部位にできるタコ、魚の目は、体形の変化を示します。
〇高齢者のО脚(ガニ股)の場合は、膝関節に異常を示します。
手を見ての判断 〇手を握り開いた時、手の平の色は、ピンク色が正常で、黄色は低血圧を示します。
〇両手でチョキをして開きが悪い場合は、便秘症の場合が多い。

「膝痛」改善に取り組みましょう!

「痛み」という警報装置があるおかげで、私達は生命を維持することができます。
私達療術の世界では、この身体の発する「痛み」に対して様々な施術を行い、「痛み」を緩和させながら、最終的には痛みの根本原因を取り除くのが仕事です。
しかし、取り除くと言いましても外科的手術をするわけではありません。
痛みの根本原因は、患者さんの生活習慣に端を発していることが多いものです。
患者さんお一人お一人のお身体を診させていただきながら、生活習慣の改善を提案させていただいております。
そこで、今回は「膝痛」を取り上げ、痛みの改善策をアドバイスさせていただきたいと思います。

「肥満・О脚」は要注意!
2本の足で立ち上がり、長い時間をかけてこの不自然な姿を自然な姿に変化させ、現在の私達人類が存在しています。それは絶妙なバランスの上に構成された『芸術的フォルム』と言えるでしょう。ですから、そのバランスが少しでも狂いますと身体はそれを微調整しようとします。
例えば、何らかの原因で首に歪みが生じますと、それを受けて背骨が変形し、さらに腰を歪めながら調整を取るという具合です。しかし、その歪みが大きくなりますと「腰や膝」は「痛み」という方法で危険を知らせてくれます。
さらに、二足歩行を可能にするために、膝は大変重要で、そのため複雑な構造を持っていますから、歩き方や姿勢が悪いだけで「膝痛」として警報を鳴らします。若いうちは十分に筋肉が発達し、骨や関節の機能がしっかりと働いていますから、警報を鳴らすほどでもないことが、年齢と共に機能は低下していき、些細なことで「痛み」の警報が出ます。
特に、肥満傾向があるある方は膝に大きな負荷をかけています。膝痛の出る前にダイエットに取り組まなければなりません。膝痛が進行しますと運動が面倒になってしまい、悪循環となりますから要注意です。
また、О脚の方は膝にかかる力が均一ではなく、重心が膝の内側に集中するため、筋肉が弱まってくると「痛み」というシグナルが早い時期に出てきます。そのため、О脚を改善しておくことが必要です。
О脚改善体操 立ったまま、足を少し広げ、バスタオル等を膝に挟み、締め付けながらスクワットをします(10回1セット)。
ただし、痛みがある時や体調が悪い時は、決して無理をしないでください。
「膝痛」軽減のコツ 膝の痛みが続きますと、それまで楽しんできたスポーツや旅行などの趣味が楽しめなくなり、買い物などの外出も負担で、家に閉じこもりがちになり、抑うつ的な精神状態になることもあります。
しかも、膝痛改善は辛く、それでも毎日適度に動かしていないと、次第に動かせる範囲が狭くなり、最悪の場合、全く曲げ伸ばしができなくなってしまう怖い疾患です。最悪の状態になる前に、療術師に相談していただきたいと思います。
そして既に「膝痛」を感じている方には、次のようなアドバイスをしてみたいと思います。
痛みを取る 交通事故やスポーツのトラブルといった外的な要因から発症した膝痛に対しましては、病院などで外科的処置や薬の処方が行われます。しかし、この後のリハビリとケアが重要です。痛みに対しましては、薬で抑えるというのではなく、療術でじっくりと完全に戻していただきたいと思います。
一般的に「膝痛」を訴える患者さんにおいても、病院などの保険診療で薬の処方、水抜き注射によって行われています。しかし、これは痛みの根本原因を取り除いたわけではありません。痛みや炎症を抑えるための補助的な方法であり、あくまで対処療法に過ぎません。
療術でも、痛みに対しては対処療法をしますが、最終的には根本原因を探り、その原因を取り除くことを目的としています。
家庭での痛みに対する対処法としては、『炎症の場合は冷やす、それ以外は温める』とお考え下さい。慢性的な痛みに対しては、皮膚の表面に軽くタッチしていたい箇所だけでなく、脚全体を優しく施術してください。
筋力と膝の可動範囲強化 「膝痛」を改善するには膝周りではなく、大腿四頭筋を強化する必要があります。これは膝を安定させることが重要だからです。椅子に座って、片足ずつ伸ばすことで、大腿四頭筋を強化しましょう。
大腿四頭筋を強化する 「片足ずつ交互に伸ばす、無理のない時間と回数で、できれば片足ずつ10回3セットが望ましいです」

膝の痛みや不快感が続きますと、多くの場合、膝をかばって無理に動かそうとはしなくなります。しかし、関節は毎日適度に動かしていないと、次第に動かせる範囲が狭くなり、やがて全く曲げ伸ばしすることができなくなってしまいます。
椅子に座って、両手を組んで腿を持ち上げ、足を前後にぶらぶらさせたり、ゆっくりと右回し左回しをします。次に、足首を反対の腿の上に乗せて足首回しをします。同時に肩と腰の可動域を広げることも大切です。
最初は上手でなくても、膝の可動範囲を広げるように努めます。
膝への負担を軽減する 体重の増加は、膝に大きな負担をかけます。体重が1㎏増えるだけで、膝にかかる負担は、平地を歩く時で3㎏以上、階段の上り下りで5㎏以上、増えると言われています。
膝痛に悩む方は、食事制限で体重を減らそうとする方がほとんどです。しかし、その結果、膝関節に必要なタンパク質を摂取できにくくなり、逆に改善が遅れてしまいます。ですから、基礎代謝をアップするダイエットをする必要があります。
正しい歩き方ができず、健康のためのウォーキングが、逆に膝痛を引き起こしている方もいます。正しいフォームと歩き方を研究してみてください。また、靴が自分の足に合っていないことで、不自然な歩き方になっている方もいます。膝を守るための靴の選び方、靴の履き方を考えてみましょう。

因みに、「変形性膝関節症」につきましては、当院ホームページ「施術案内」の部位別・症状別解説を是非ご一読ください。

便秘について

「慢性便秘」の苦しさからの脱出!

食べ物を食べ、栄養を摂取した残りを「便」として排出します。あらゆる動物の自然な姿です。ところが現代の多くが、その「便」を自然に排出できずに悩んでいます。特に女性にこの傾向が強いようです。
原因は色々ありますが、身体の歪みが原因で「便秘」が引き起こされるケースがあります。そのようなケースは「療術」の施術で大きな改善を得る場合があります。同様に大腸の運動機能強化を図る施術で改善という場合もありますので、是非「療術師」をお訪ねください。もちろん当院も親身にご相談に乗らさせていただきます。
ただし、「便秘」の原因は一つだけではありません。不自然な生活習慣が幾つか重なり「便秘」を引き起こしていると考えられます。お悩みの方は、是非一度当院にご連絡ください。

便秘の原因と改善策 慢性的に便秘になる、いわゆる「便秘性」の方の悩みは大きいのです。下腹がポッコリ状態、肌荒れ、イライラ、集中できないなどのほか、腹痛、腰痛などの症状も併発させてしまいます。楽しいはずの旅行やレジャーも「便秘」が原因で憂鬱になるという経験をした方も多くいると思います。
「便秘」解消の医薬品もありますが、根本を改善しない限り、やがて薬は効かなくなってしまいます。しかも、こうした薬の中には、腸の働きを弱めるものや副作用のあるものがありますので、長期的に使用することはお勧めできません。
便秘の原因は、不規則な生活、食生活の偏り、睡眠不足、運動不足、ストレス、肥満などが挙げられますが、この中でどれか一つが原因というのではなく、複合的に重なり合って原因となっていることが多いです。特に重症な場合、身体の歪みが大きな原因ということも考えられます。
「便秘性」で悩んでいる方は、色々と流れてくる情報に敏感で、原因と対策をそれなりに理解しているようです。対策としましては、『不規則な生活習慣を改め、食生活を考え直し、ストレスを溜め込まない』ということです。
具体的には、『適度な運動と良質な睡眠、食物繊維摂取と小まめな水分補給、ストレス発散』ということになります。しかし、これらを実践できないから、悩んでいるのが現実でしょう。
実践「便秘改善方法」 「療術」の施術で大きな改善を得る場合がありますが、劇的な改善を得たとしても根本的な生活改善ができない限り、同じ悩みは繰り返し起きてきます。
これから記述します「便秘」の改善方法は、結果的に健康そのものを強化する方法でもあります。自分は「便秘」ではないという方にも役立つとものですので、是非お試しください。
「便秘改善方法 その1」 便秘改善方法の第1番目は、『早起き』です。時間がないまま慌てて家を飛び出していくという習慣を先ず改めましょう。人間の生理上、朝は大切な排泄の時間です。『便意』があっても、時間がないからと排便を我慢をしたことはありませんか? 折角の自然からの呼び掛けを無視したことになります。小さな無視かも知れませんが、先に行って大きなトラブルになると自覚してください。
早起きの努力と言っても、最初の1週間くらいのことで、後は徐々に習慣となります。あなた自身は、早起きの辛さと便秘の辛さ、どちらを取りますか? 早起きの辛さはやがて健康につながり、喜びへと変化します。しかし、便秘の辛さは、最悪慢性病の原因となります。どちらを選ぶかは、火を見るよりも明らかでしょう。
朝の時間に余裕を持って『排便』の習慣をつけることが一番大切です。
「便秘改善方法 その2」 便秘改善方法の第2番目は、目が覚めたら布団の中で結構ですので、次のような『便秘改善体操』をするとよいです。
〇先ず、腸を伸ばします‥仰向け状態で、枕を背中と腰の下に入れて、お腹を伸ばします。
〇次に、腸を縮めます‥逆に丸まって、お腹を抱きかかえるようにして、腹筋を引き締めます。
〇次に、腸をひねります‥上半身と下半身を反対にひねります(左右交互に)。
〇最後に、腸に刺激を与えます‥お腹に手の平を置いて、ゆっくり時計回りに回転させます。
※時間、回数はあまり気にせず、このサイクルを2・3回繰り返しましょう。
運動が大の苦手という方は、このような簡単な体操からスタートし、継続する習慣をつけることが重要です。運動することの気持ち良さが分かってくれば、日中仕事の合間に自然と身体をひねったり、こわばった筋肉を伸ばしたりと、軽運動の必要を身体が欲してくるようになります。また、歩くこともとても良い運動です。今よりも歩幅を多めにとって速足で歩くことを心掛けてください。
「便秘改善方法 その3」 便秘改善方法の第3番目は、食生活の改善です。普段の食生活で食物繊維の多い野菜や発酵食品を多く摂ります。日本人の長年の食生活を見直す必要があります。そして、大腸の運動機能を強化するための善玉菌を増やす必要があります。善玉菌を増やし、便秘の原因となる悪玉菌を追い出し、腸本来の健康的な働きを取り戻します。善玉菌が摂れるヨーグルトが色々販売されていますので、ご自分に合うものを探してみましょう。
腸内の善玉菌を増やす方法として「オリゴ糖」の摂取が善玉菌の、言ってみれば餌となり善玉菌が増えるのです。ただし、自然農法由来のビートから精製し、純度が高いものをお勧めします。

「快眠・快食・快便」で本物の健康体を!

当院のモットーでもある、健康のバロメーター「快眠・快食・快便」を念頭に、療術の施術で身体を整え、健康を取り戻しましょう。風邪もひかず、身体に痛みもない、まさに健康生活は幸せの極致とも言えます。
療術は健康作りに効果がありますが、健康な状態を長く続けるとなりますと、自分の健康は自分で守るという意識が必要不可欠です。療術で身体を整えるということで、ご自分の持つ自然治癒力の働きを向上させることこそが、真の健康体を獲得する大切なポイントになってきます。
そこで、冒頭にも記述しましたが、当院のモットーである、健康のバロメーター「快眠・快食・快便」の理解を深めると同時に、生活の中にちょっとした運動を取り入れて行動しましょう。

「快眠編」
早起きは三文の徳
古来より早起きは健康法の一つとして謳われています。なぜなら、早起きをするためには、早寝をしなければ長続きできないからです。早寝早起きが健康につながることは誰も否定できないでしょう。
そこで早起きのコツをひも解きますと、それは「快眠」にあります。睡眠の質と量に関係する詳細は、別の機会に掲載しますが、「快眠」の本質は熟睡度によります。仮に短い睡眠でも、熟睡できれば健康を維持することができます。そして、熟睡するためには、夜の食事を早く済ませ、身体を十分にストレッチや入浴で緩めておくことがカギとなります。睡眠時間は、6~8時間は取るようにしましょう。
「快食編」
飽食時代の健康とは
私達の身体は、食べ物からできあがっているわけですから、健康のためには、良質な食べ物を適切な時に、適量食べるというのが理に適っています。ただし、こんな当たり前のことがなかなか守れないのが現代の飽食社会です。
暴飲暴食の上に、さらに深夜になってこってりしたラーメンを『締め』と称して食べるというのは論外としても、夜遅くの食事・過食・塩分や糖分の摂り過ぎなど、健康を害する食事の方が、幅を効かせているのが昨今の日本の食生活の現状です。
摂取方法が間違っているわけですから、、当然「快便」とは程遠い生活をしている方が圧倒的に多いのです。特に、女性の「慢性便秘」に関しましては、様々な病気の温床となっています。
療術では、こうした「便秘」に対しては、独自の調整法で胃腸の働きを活性化するように図ります。さらに、胃腸の働きを高めるためには、食物繊維を豊富に含む食事を心掛けて摂ることをお薦めします。便秘を解消できるようになれば、次の段階の「快便」の道に続きます。
「快便編」
①快便のコツは快食にあり
そこで「快便」のための食生活について、基本的なことを記述したいと思います。
先ず最初に、「快便」のカギを握っているいるのは「快食」だということです。「快便」というご褒美がある上に、健康を得ることができると分かれば、食生活の見直しに真剣に取り組めると思います。
ポイントは2つ「量と時」です。「量」に関しましては、日本には「腹八分目」という素晴らしい言葉があります。『空腹こそが最高の料理』これに尽きると言えます。この習慣の獲得なしに「快食」はなく、当然「快便」もありません。そして、この習慣の習得のポイントは『時間をかけてよく噛む』です。
次に、「時」ですが、食のスタイルはそれぞれの家庭や個人の趣向がありますから、これが絶対とは言えません。
例えば、朝は野菜と果物のジュースだけというのも良いでしょう。朝は果物だけを摂るという方もいます。朝食は、一日の活動を開始するためのエネルギー補給ですから、しっかり摂る、あるいは午前中は水だけという方もいます。それぞれに良さがあり、ご自分のスタイルに合わせればよいでしょう。
昼食は、肉でも魚でも好きな食べ物を食べていただいてよいと思います。ただし、野菜も一緒に摂ってください。そして、ゆっくり時間をかけるのが大切です。
夜の食事は、唯一の家族との団らんという家庭も多いでしょうから、楽しい夕食にしてください。出来れば、夜9時以降には食べないようにした方が健康にはよいのですが、難しければ軽い食事にしたらどうでしょうか。夜は寝るだけですので、そのことを念頭に入れてください。健康があっての仕事ですからね。
②快便の秘訣は早起きを!
「快便」は排便の時間を習慣付けることがことが大事です。排便は、朝食の前後にするように習慣付けましょう。それには、朝の目覚めを早くする必要があります。
朝の時間に余裕がないと、便意がありながら学校や職場に向かうということが癖になってしまいます。朝は目覚めたら便意を促進するように、お腹周りの運動やお腹をゆっくりさするなどをします。散歩や軽いジョギングなどでお腹を刺激するのも理想的です。
結論 ここまでお読みいただいて「快眠・快食・快便」の3つが互いに関連していることがおわかりいただけたと思います。
夜9時以降に食事をしますと、熟睡の妨げになることは誰もが経験していることです。仮に早めの食事でも、満腹していれば非常に寝付きが悪いものです。快眠がなければ、快食がなく、快食がなければ快便もありません。現代人の多くは、この悪循環に陥っています。
せっかく療術で身体を整え、悪循環から抜け出せるようになっても、健康管理を怠ったら元の木阿弥になってしまうかも知れません。健康体は、一朝一夕には手に入らぬものです。いくら療術で身体を整えても、悪循環の環から抜け出す努力をしない限り、健康体を得ることはできません。また、長寿国と言われても、不健康でただ生きているというのではつまらない、そうではありませんか?
「快眠・快食・快便」の理解を深めても、実践がなければ何の意味もありません。そして、この3つを上手に進めていくのが運動です。
特別な運動を探すよりも、手軽にできる運動を長く続けることです。普段の生活の中に、ほんの少しの時間、ウォーキングをしたり、ストレッチをしたりなど、筋肉を引き締める軽運動を取り入れる工夫をしましょう。
ご自分の健康管理はご自分で!!  そして、時にはご褒美として「お身体のケアを!」

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