腰痛の悩みに仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院｜尿の色調・混濁

＜臨床検査法＞

１．一般検査

（１）尿検査の概要

②尿の色調・混濁

新鮮な尿は、薄い黄色で、透明で、混濁はありません。夏季で発汗の多い時は、オレンジ色または褐色調を帯び、多量の水やビール飲んだ直後の尿は無色に近いです。黄疸の患者では、尿はやや赤味を帯びた橙色で、泡も黄色いです。ビタミンＢ₂剤を服用した際には尿は黄色になるほか、解熱剤、緩下薬、降圧薬などで尿が着色することがあります。新鮮な尿が混濁している場合は、多数の赤血球、白血球、細菌、剥脱した腎・尿路系の上皮細胞、壊死組織などの混入が考えられ、腎・尿路系の炎症などの病変が示唆されます。