腰痛の悩みに仙台市青葉区のカイロプラクティック真心堂療術院｜畜尿

＜排泄＞

４．畜尿と排尿

（６）畜尿

膀胱には腎臓から尿管を通って絶えず尿が送り込まれますが、膀胱内にある量に達するまで貯めることができます。これを畜尿と言います。膀胱に尿が貯留し始めますと、膀胱壁が伸展し、その情報は主として骨盤神経の求心路を通って腰仙髄の排尿中枢に伝えられ、反射性に下腹神経を介して膀胱を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させます。そのため膀胱内圧があまり上昇せずにある程度の尿が貯まります。同時に、陰部神経が興奮して、外尿道括約筋を収縮させ、尿が漏れ出るのを抑えます。成人の膀胱容量は300～500ｍｌです。膀胱内の尿量が150～300ｍｌぐらいになりますと、尿意を感じるようになりますが、通常は大脳皮質からの指令で陰部神経が働き外尿道括約筋の収縮が強まり、排尿を我慢できます。